ワイナリーについて
アンジョリーノ・マウレのもとでワイン造りを学んだダニエーレ・ピッチニン。
アンジョリーノ同様、自然に敬意を払った方法を選択。
故郷サン・ジョヴァンニ・イラリオーネの土着品種ドゥレッラは強い酸とタンニンがあり、個性が強すぎるために年々栽培する人が減る中、ダニエーレはドゥレッラから偉大な白ワインを造るべく、取り組んでいます。
このワインは…
ビアンコ・ムーニ、2023年からはラリオンという名前に変わりました。
ラリオンは、このワインが生まれた町の方言での呼び名で、より土地との結びつきを明確にした名前を付けたいと思っていたとのこと。
中身は変わらないのですが、年々前進し続けていて、現在はシャルドネとドゥレッラのブレンド。シャルドネは収穫、除梗し、皮ごと24時間マセレーションを行った後に圧搾、ステンレスタンクで醗酵。ドゥレッラはプレス後ダイレクトにステンレスタンクで醗酵。10か月間木樽で熟成の後にボトリング。
ドゥレッラの切れ味とシャルドネのコクが美しく調和した見事な味わいを楽しませてくれます。
酸とミネラルの美しい、しみわたる飲み心地のワインは、どの産地のどの造り手とも異なる、彼ならではの味わいがあります。
もうアンジョリーノのお弟子さん、という説明も不要な、本当に個性的で美しいワインになっていると思います!