ワイナリーについて
ラシーヌさん扱いのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノの造り手、イル・マッキオーネ。
今のアブラム家が引き継いだのは2005年からとまだ若い造り手ですが、そのワインは深い魅力を湛えています。
レオナルドとシモーネの兄弟は、子供の頃からシュタイナーの哲学に触れており、ビオディナミの考え方に基づいて、化学的な薬物に頼らず、自らの農場でとれた植物の力を借りて、自然な手法でのワイン造りに取り組んでいます。
このワインは…
醸造について
イル・マッキオーネのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。
1963年と1999年に植えられたプルニョーロ・ジェンティーレを用いて、セメントタンクで25〜30日間マセレーション、木樽で30カ月熟成。
こんな味わいです
澄んだガーネットの色合いで、熟したチェリーやスパイスに加え、根菜を思わせる土っぽさもあり、すでに複雑さが十分にでている香り。
澄んでいながらも温かな果実味と豊かなアルコールのボリューム感、伸びやかな酸と細やかなタンニン、そして、包み込まれるような優しい飲み心地。すーっと浸みていくような滑らかな質感に驚かされます!
美味しいサンジョヴェーゼをお探しでしたら、ぜひお試しください!
2019試飲コメント
澄んだガーネット、例年に比べると紫をわずかに残し、暗い輝きがあり、いかにも凝縮した年の深みと艶を感じる外観。
チェリー、チェリーリキュール、ドライハーブ、紅茶、なめし革、バルサミコの豊かで深みのある香り。
熟してドライな果実味とアルコールのボリューム感がおおらかに広がりつつ、鮮やかな酸がしっかりと寄り添って、きめ細かくも力強いタンニンが心地よく残ります。
遠くまで響き渡るような太く長い余韻。
純粋かつ力強い味わいを楽しませてくれます。
これがこのワイナリーのベースのワインであることに驚かされます。
2019年、どうぞごゆっくりお楽しみください!