ワイナリーについて
ワイン商だったフランク・コーネリッセンがエトナで2001年よりワイン造りをスタート。
テロワールをより純粋に表現するべく、無施肥、無農薬、ボルドー液さえも極力使用せずに栽培、2酸化硫黄も完全無添加で瓶詰めを行っています。
輸入元資料より
2003年からコンタディーノ(農民)の名前で親しまれてきたワインは、2016年が最後のヴィンテージ。2017ヴィンテージからはススカール・ロッソと名前が変わりました。
コンタディーノをリリースするタイミングで、既にドイツにコンタディーノという名前のワインがあることを知っていたフランク。その後も世界中に多くの「コンタディーノ」が存在することを知り、より自分らしいネーミングに改名することを決めました。
ネレッロ マスカレーゼを主体に、ネレッロ カップッチョ、ミンネッラ、アリカンテ、その他フランス系品種を混醸した赤ワイン。
丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、30日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。2500〜7000Lの様々なサイズのグラスファイバー製のタンクで熟成を行う。
試飲コメント
黒味がある澄んだルビー色で、ほんのり発泡が感じられます。
チェリー、ヨード、タールと、華やかさと重さの共存する香りは、以前よりさらにエトナらしい。
勢いのある果実味、いきいきとしたタンニンと酸のある味わいで、嬉しくなるような生命感にあふれています。
爽やかな飲み口ながら、飲めば飲むほど旨みがじんわりと広がって、素直にめちゃくちゃ美味しい!
余韻は長く、黒々としていて、エトナらしい独特の存在感をしっかりと備えたワインです。
はじめてエトナに挑戦したい、という方にも自信を持っておすすめします!
※キャップシールをつけずにリリースされています。