ワイナリーについて
ピエモンテワインの真髄を伝える、バルベーラの名手トリンケーロ。
畑では化学薬品を用いずに葡萄を栽培。醸造も、伝統に即した、自然にまかせる方法を守り、土地の個性を深く引き出しています。
このワインは…
ラシーヌさん専用ワインとして造られ、長く愛されてきたロッソ・ラシーヌ。
2016年からは、彼らのベースのバルベーラ、テッラ・デル・ノーチェ(=現ブリッコ・デル・ノーチェ)の葡萄の一部を用いて、別にロッソ・ラシーヌとして仕込んでリリースしてくれています。
ブリッコ・デル・ノーチェが木樽での熟成による落ち着きのある味わいが魅力なのに対して、ロッソ・ラシーヌはタンク熟成が主で、葡萄の美しさをダイレクトに感じる味わい。
2019試飲コメント
2019年のロッソ・ラシーヌが届きました!
ブリッコ・デル・ノーチェ2019年が素晴らしかったので、期待して開けたのですが、期待をさらに上回る素晴らしい出来。
紫色の果実の香りに、レザーや白墨が感じられる、強く複雑な香り。
たっぷりと凝縮した果実味のあるワインながら、涼やかな酸を豊富に備え、高いレベルでバランスが取れています。
ブリッコ・デル・ノーチェよりもジューシーな味わいと滑らかな質感で、よりカジュアルな個性が心地よい仕上がり。
これだけ美味しくて親しみやすくて個性のしっかりあるワインが3,000円未満。これは凄い!