ワイナリーについて
2023年で80歳を迎えたマルコ・ペッテリーノ。
弟のジャンカルロとともに、2.5haの畑から、伝統的イタリアワインの精髄を究める、見事なガッティナーラを造っています。
熟成によって味わいを洗練させていくことを重視し、通常リゼルヴァを名乗るには47ヶ月の瓶詰前の熟成が要求されるところ、マルコ・ペッテリーノでは熟成期間が60ヶ月、72ヶ月以上に及ぶこともあるそう。
輸入元資料より
標高300〜400m、南西向き、花崗岩、石英、鉄鉱物を豊富に含む火山性土壌の畑。
ステンレスタンクで15日間発酵、毎日ルモンタージュを行う。大樽(20〜25年の古樽)で36ヵ月間以上熟成、ステンレスタンクに移し数年間休ませたのち瓶詰め。
ガッティナーラのうち、ペルモローネ、カステッレ、グアルディエの3つの南西向きのクリュに畑をもつ。
この地域ではネッビオーロのことをスパンナと呼ぶ。
大樽熟成の間、定期的に樽の移し替えを行い、味わいを洗練させていく。
2016試飲コメント
黒みのある澄んだガーネット。
フレッシュでピュアなチェリー、バラ、ハーブ、ヨード、鉄分、紅茶の香り。
澄んだ果実味には蜜のような染み出てくるような甘やかさがあり、タンニンもいきいきとしていて、涼やかな酸とバランスがとれ、良年らしい充実ぶり。
2015より輪郭がくっきりとして引き締まった印象。
9年経過してなお、さらに先があるであろう高いポテンシャルが感じられます。
じっくり向き合える伝統的ネッビオーロです。