ワイナリーについて
2002年に設立されたカッシーナ・ロエラ。
クラウディオ・ロッソとピエロ・ネッビオーロ は、どちらも代々葡萄栽培を続けてきた一家の生まれで、畑は合わせて4.5ha。
彼等が師事したのが、カーゼ・コリーニの故ロレンツォ・コリーノ博士。
バルベーラの特性、自然農法、収穫のタイミング、自然な手法によるワイン造りまで、ありとあらゆることを学びました。
ロレンツォが亡くなった今、息子グイドの畑仕事や収穫作業を助け、醸造しきれない葡萄を買い取ってラ・ロエラにアッサンブラージュするなど、密接に関わり合いながら、ワイン造りを続けています。
このワインは…
ネッビオーロのワイン、ピヴァ。
カーゼ・コリーニのバルラの西側にある森に囲まれた畑で西斜面の粘土石灰土壌。
種子まで使うので、収穫を最大限遅らせ、10月後半の収穫。
コンクリートタンンクで発酵。マセラシオンは60〜70日。熟成は大樽で36ヶ月、瓶内で12ヶ月以上。
暖かみのある澄んだガーネット、チェリー、レーズン、干しイチジクなどのドライフルーツ、茶色いスパイス、肉、鉄分、紅茶、コーヒーの香り。
リパッソのワインに通じるような、凝縮した香りがあり、味わいの面でも、甘みとボリュームを感じる澄んだ果実味、アルコールの豊かさ、細やかで存在感のあるタンニン。
涼やかな酸も適度に備わり、強い味わいなのに、飲み心地がよく、いつまでも飲んでいたい。
ラルコのワインが好きな方、カーゼ・コリーニのチェンティンが好きな方に、自信を持っておすすめできるワインです！
