ワイナリーについて
ピエール・オリヴィエは、学生だった2003年にティエリー・ピュズラの元で収穫をした縁で、ワイン造りに興味を持ち、ピュズラのワイナリーの一員として経験を積んだのち、2009年にティエリーとともにネゴシアン部門「ピュズラ・ボノム」を設立。
2014年にはドメーヌへ専念することを決意したティエリー・ピュズラからワイナリーを受け継ぎ、独立を果たしました。
原料となるブドウは主に買いブドウながら、醸造は野生酵母のみ。
亜硫酸は醸造時は無添加、瓶詰め時のみ20mg/L前後にとどめるなど、自然な手法を選択。
手に取りやすい価格と果実味を活かした味わいで、広く親しまれています。
彼らの活動は、ロワールで有機栽培を行う農家から、通常よりも高値でブドウを買い、収益を栽培家に還元するという生産サイクルを確立。
このエリアで、他地域に先駆けて真摯なビオロジック栽培が定着したことの一つの原動力になったと、高い評価受けています。
このワインは…
ボノムのソーヴィニョン。
平均1986年植樹、標高75〜115m、シレックスの砂質50%、石灰岩上にシレックスの粘土質50%。
有機栽培に取り組む農家からの買い葡萄で造られるワイン。シュール・リー方式で、樹脂製タンク及び琺瑯タンクで4〜5ヵ月間熟成。
果実感豊かで芳醇な香りとエキス分をしっかりと備えつつ、澄んだ美しい酸が引き締め、飲み心地よく仕上がっています。