【Sartarelliサルタレッリ】 遅摘みヴェルディッキオ、バルチャーナで 名を馳せる、カステッリ・ディ・イエージの雄。
ソアヴェと並んで、世界中で広く親しまれているイタリアの白ワイン、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ。 品質を重視したワイン造りで、ヴェルディッキオ本来の高いポテンシャルを引き出している造り手が、このサルタレッリです。 パトリッツィオ・キアリーニと夫人のドナテッラが経営しています。 義父が1970年に購入した14haの葡萄畑を、1989年に引き継ぎました。 今では50ha以上もの畑を所有していますが、 その歴史の中で一度も品質至上主義を崩していない優良生産者であり、品質面でこの地をリードし続けてきたワイナリーです。 アンコーナの北西に広がる畑は主に南東〜南西向きで、平均樹齢は20年ほど。 畑では防虫剤、除草剤は不使用。 有機系肥料を必要に応じて使用するとのこと。 一定期間、一定量に限っては雑草も繁らせます。 クローンにも強いこだわりがあり、現在では、どの造り手も代表的な育てやすいクローン3種を植樹していますが、サルタレッリでは、本来のカステリ・ディ・イエージの個性を表現すべく、なんと36種類ものクローンを畑に混植しています。 これによって、ワインはより複雑味を持つことになります。
 サルタレッリを一躍有名にしたのは、 バルチャーナと呼ばれる遅摘みによる辛口ヴェルディッキオ。 初めて遅摘みによる辛口のヴェルディッキオを完成させたのがこのサルタレッリです。 主に11月に、数回に分けて最良の状態の葡萄を収穫します。 15度にも及ぶ高いアルコール、凝縮した果実味とミネラルを備え、この地でも特に高いポテンシャルを誇る白ワインのひとつです。
また、50ha以上の畑のうち、約30haはスタンダードな ヴェルディッキオ・クラシコに使われます。 このワインにもヴェルディッキオ本来の厚みとミネラルの力強さがしっかりと表現されており、価格帯を超えた高いクオリティを誇ります。2008年のヴィニタリーで、『最もコストパフォーマンスの高い白ワイン』に選ばれたワインです! さらに単一畑のヴェルディッキオ、 トラリヴィオ、パッシートで造られる 甘口のヴェルディッキオも入荷。 ヴェルディッキオの可能性を追求するサルタレッリのワイン、ぜひお楽しみください!
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