ピパーチとは
和名：ヒハツモドキ／コショウ科／コショウ属
学名：piper retrofractum　Vahl
利用部：果実　

ピパーチの栽培管理
露地有機栽培：JAS規格に基づく資材と栽培管理を行い、品質と格付けを行っています。


ピパーチを育む自然環境
石垣島は沖縄（那覇）から４１１キロ南下した位置にあり亜熱帯海洋性気候となっております。気候特性として、年間平均気温は２４℃で寒暖の差が小さく、年間降水量2000ｍｍ以上と多く、日照時間も長く、植物は太陽のエネルギーをより多く受けることができるため、光合成が活発に行われます。標高は低いので海風が内陸側まで入り込みます。そのため人も植物も非常に多くのミネラルを含んだ空気を浴びることができ、これは海が働きかけるシーテラピーを自然に享受しているといえます。こうした亜熱帯海洋性という石垣島の特別な気候環境で、香料となる精油やスパイス、ハーブなどが上質な素材をつくりだす最もよい環境にあります。

ピパーチは気温20℃以下になると休眠。
栽培適地である石垣島では、3月に新芽が動き出し、
枝先に小さな緑の花蕾を次々につけていきます。
純白で小さな3弁花から放つ、特有のエキゾチックな香りは、島の夏の風物詩です。
５月から12月まで長い収穫となり、まさに石垣島はピパーチの聖地です。

2年成木ピパーチ1株から年間わずか収穫量300gでとても貴重なスパイスです
ピパーチはアルコールとオイルに、その有用成分は溶解します。

古来から八重山では、実を泡盛に漬けたものを家庭の常備薬にしてきました。
体の痛みは冷え改善することで治ると信じて、頭痛、腰痛、膝関節痛み、腹痛などに、
漬けこんだエキスを小さじ１程度飲んでいました。

〇健康を守るには、薬でなく、日頃の食にうんと楽しんでほしいです。

商品詳細
シリーズ名 南の島のハーブ（ミナミノシマノハーブ）
名　　称 生コショウのオイル漬け“ピパーチ”
原材料名 有機ヒハツモドキ（ピパーチ）EXオリーブオイル
原料・原産地 日本／沖縄・石垣島産

栄養成分 100ｇ当たり
エネルギー417ＫCal、たんぱく質2.5g、脂質39.0g
炭水化物13.9ｇ、食塩相当量0.02ｇ

保存方法 高温多湿、直射日光を避けて保存してください。

賞味期限 製造日から365日（未開封による。）

製造者 農業生産法人（株）石垣島胡椒園