2011年のポータブルクーラー ラ・クールの発売から14年が経ちました。
発売から14年経った今もご好評をいただき、発売当初よりも人気がさらに高まっているロングセラー商品です。
2011年発売時のラ・クールと比較して、外観はほとんど変わってませんが、搭載されているコンプレッサー進化。
定格消費電力が初代モデルの540Wから330W(60Hzでのご使用時)、50Hzで使用した場合はこれまでのほぼ半分にあたる280Wに大幅ダウン!
最大消費電力も、これまでの900Wから750Wに下がりました。
冷房能力もほんの僅かですが大きくなり、これまでの2,200BTUから2,210BTU(50Hz使用時)/2,286BTU(60Hz使用時)になりました。
「ポータブルクーラー」と謳っていますが、ラ・クール本体は室内機と室外機が分かれています。
吸気・送風・排気を一体型ボディーで行うエアコンもある現在に於いて、室内機・室外機がセパレートになっているラ・クール。
何故、こんなにも長い間、ラ・クールは売れ続けているのでしょうか?
ラ・クールの冷房能力は2,210BTU/h(50Hzで使用時)。
これは現行の一体型のポータブルクーラーの冷房能力とほぼ変わらない数字です。
しかし、一体型のポータブルクーラーは、冷風を発生させるコンプレッサーが本体内にあることで、温かい排気は室外に出すものの、コンプレッサー自体から発生する熱の影響も受けてしまいます。
それに対し、冷たい風を送り出す室内機とコンプレッサーを装備し吸気と熱交換によって生じた生暖かい空気を排出する室外機が分かれている事で、冷房空間はコンプレッサー自体から発生する熱の影響を受けません。
なので小さな冷房能力ですが効率良く冷えるのです。
また、室内機に溜まった水は満水時に室外機に冷却水として自動排出される事でより効果を高めます。
セパレート型冷房エアコンのメリットはそれだけではなく、動作音の大きいコンプレッサーを室外に置ける事で、冷房空間はとても静か。
なのでラ・クールの音が、夜の安眠を邪魔をすることはありません。
そしてラ・クールのもう一つの良さは、故障が少なさ。
その故障の少ない安定感がお客様に支持され、利用者が増えています。
また、万が一故障した時の修理保証にも自信あり。
ご購入いただいた方に、安心してお使いいただける商品です。