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■ソールに求められるもの

ソール(sole)。正式名称は「表底」と呼ばれる。表底は足と地面との間にあって足を保護する緩衝材である。もともと地面、土壌などを意味するラテン語の「solum」を語源としており、足が地面と一体化するイメージが持たれていたのがわかる。

そもそも「履き良さ」を感じるには、適度なフィッティング・靴の適度な重さ・耐久性・接地時の衝撃吸収性などが必要となる。特に後者2項目に対して、表底が占める役割は大きい。

 ■表底の中に占める革底の役割

ソールと聞いて最初に思い浮かぶのは革底だろう。 これが表底の材料として優れているのは、以下の理由がある。

まず成形がしやすいことがある。特に水分を与えると美しい形状を作ることができ、エレガントさを醸し出す。 また、足の形に馴染みやすいので、長く歩いても比較的疲れにくい。そして呼吸性に優れているという長所がある。呼吸とは、足の湿気を換気、通気することを指し、靴の中の足を快適に保つために必要なことだ。

しかしながら、革底は非常に磨耗しやすく、耐久性が比較的高くないという弱点を持っている。雨などの環境の変化によって、その機能があだとなることもあり、万能ではない。あらゆる面で優れたソールというのは存在しないのだ。

ただそうした悪条件下においても快適な歩行を約束するものがある。それがラバーソールだ。



  ■ダイナイトソールでなくてはならない理由

トラディショナルな雰囲気を崩さないために大塚製靴が選択したラバーソールが、英国生まれのダイナイトソールである。ダイナイトソールが優れたソールであると言えるのは、その極めて優れた歩行性・耐久性にある。

人の足は一日に約8000回もの「踏付衝撃」を受けている。この衝撃を和らげる上でラバーソールの柔らかさは大きな役割を果たすが、それだけでは不十分だ。

それはまさに足が地面を離れる瞬間、地面を捉えるの瞬間のグリップの柔軟性・安定性である。体のバランスが崩れる瞬間に人の体はそれを支えようとして気づかないうちに疲労を重ねる。これが顕著になるのが片足が地面から離れている瞬間だ。

ダイナソールのグリップ力は地面を吸い付くように掴み、体全体に安心感を生み出す。また固すぎず、柔らかすぎない弾力性が地面を捉えるときに足を優しく支えてくれるのである。

 


■ダイナイトソールでなくてはならない理由

環境に左右されない強固な耐久性も心強い。

雨の日の濡れた地面においても、革底と違い滑りにくく、 かつ水を吸わないため耐久性にも優れている。登山などの過酷な条件下で用いられてきた所以である。

靴とはある目的を最良に満たすものを選ぶべきである。ダイナイトが必要とされるときに、ダイナイト以上に必要とされるものはないのである。



 ■日本の環境との相性

一般的にダイナイトソールというと、雨の日用という考えが強いだろう。しかし、よく考えて欲しい。

そもそも革靴が 生まれた ヨーロッパの地面というのは石畳など凹凸が 多い素材で作られている。 それに対して、 日本の地面 と言うのはほとんどがアスファルトやタイルといった表面が滑らかな素材 で舗装されている。
それ故、どうしても日本の地面で革底だと、滑る危険性というものを免れない。

またラバーソールと言うと、分厚くてエレガントさに欠けると言う人もいる。しかしダイナイトソール というのは、 ラバーソールでありながら革底とあまり変わらない薄さを実現している。

履き良さとエレガントさを兼ね備えたソール、「履き良い靴」を目指す大塚製靴の理念とも合致する ソールである。

 



 




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