ご存じ!京都にお店を構えられる老舗・三浦清商店さんにお願いし、今回は “くすみ”をテーマに染め上げて
いただきました。
夏に合わせる帯の中でも、自然布や紬系の明度が抑えられた帯に自然な馴染みが生まれるよう、
くすみのある中彩度トーンの帯揚げを染め上げたいというこちらの意向をお伝えし、
いつも通り三浦清商店さんの独自の色表現を生地に染めあげてくださった商品が、こちらの2色になります。
くすみあるシックで落ち着いた自然布や紬の帯には、同じくすみ系の帯揚げが断然馴染みよく!
でも、地味にならないように夏を感じる明るさを少し取り入れることで、帯周りに馴染みの丁度良さが発揮できる
のは、三浦清商店さんの染めの繊細さであり、帯揚げ一枚で酔いしれて頂く自信がある色みが
今回作り出すことができました。
また、全体的に明るめの色トーンの配色が使われた帯に合わせて頂くとくすみ色の効果が発動し、
帯周りを大人の落ち着いた雰囲気にまとめあげてもくれるのですよね。自社コーデにても既に実証済みです!
生地は京都丹後産の上質な絽を使用しており、軽くてふんわりと柔らかく、
三浦清商店さん独自の透け感のある
格子柄が入る生地は、唯一無二!
この透け格子が、より涼しさを呼び込んでくれます。
合わせるお着物は(小紋・御召・紬・麻・浴衣)などの、カジュアルコーデの際や普段のお出かけ、
(お食事・観劇)などにOK!
●楝くすみ(おうちくすみ)
初夏に咲くセンダン科の楝のお花の色に、くすみを加えるイメージで染め上げて頂きました。初夏という季節に花を咲かせる色は、その時期のコーデに取り入れると自然な馴染みを感じさせてくれます。グレーに少し紫がかった色みは、グレーと紫の両方の顔をもつ事で幅広い色の帯に対応してくれ、なによりも変な目立ち方をしないことで間違いなく出番の多くなる帯揚げとなります。
●翠くすみ(すいくすみ)
翠は、みどりとも読むのですが、みどりという言葉の印象を持って頂きたくなく、色々な色味を混ぜ合わせできたくすみの色ということで この漢字を使用しました。元々このくすみ色を作るにあたり、あるお着物雑誌で自然布の帯にこの系統の帯揚げが合わせられており、帯揚げ単体を見るよりも合わせることで品ある抑えられた 馴染みを感じますし、自然布の帯には間違いなく合う色合いに仕上がっております。
※着用写真の撮影は日照状況、照明等の関係で、実際のカラーとは多少異なる場合がございます。
商品の色味を出すために努力しておりますが、ご覧頂いているモニターの環境や設定などで、実際の商品のお色と若干異なる場合もございます。