
コンセプト-concept-
洗練された日本の色彩文化「江戸四十八茶百鼠」より
お着物と帯を自然に繋ぎ合わせ季節感が帯揚げ1枚で表現でき、
尚且つ!「そのなんとも言えない色・・ステキね♪」 と欲張りにそのひと言を引き出したい!
そこで注目したのが江戸時代に流行った
「四十八茶百鼠」という日本の洗練された色彩文化。
まろやかな色トーン、地味ではなく気品あるお色み・・・
そんな日本人の美意識が生んだ江戸の粋色をヒントに染め上げました。
地味色を粋色へ、三浦清商店さんの頼もしい色翻訳のもと四十八茶百鼠から生まれた4色。


※江戸四十八茶百鼠(えどしじゅうはっちゃひゃくねず)
贅沢を禁じられた江戸の職人が「茶・鼠・藍」と限られた色調の中で粋を追い求め、
試行錯誤し生まれた粋色バリエーション。渋好み〜落ち着いたお色が揃っています。




青みと緑みが合わさった鼠色。コーデ画像を見て頂くとお分かりのように・・
そう!一見色に特徴があるのですが、コーデすると馴染む色合いとなり、
青みと要素と緑みの要素 両方を兼ね備えることで合わせてみると、
「あら♪コーデが落ちついたわぁ!」帯周りを上手にまとめ上げてくれる万能薬のような色。
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濃すぎず淡すぎず、パウダリーな色みの山吹色。
シックな装いにあわせることでより秋冬の季節が感じ取れ、
帯やお着物に季節の柄がなくても季節感がだせます。
黄色は帯やお着物のメインでは使用しにくくてもアクセントとしては使いやすく、、 といいますか、ちょっと使って見たい色合いですよね!
そう!帯揚げの面積なら怖がらず取り入れられるのですよね♪
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グレーと小豆色の中間にくすみを持たせた色合い。
ほんのりとした明るさを帯周りに与えてくれ、 シックになりがちな秋冬コーデにちょうどいい塩梅となる、 「こういう色、待ってました!」の絶妙トーン。
グレーと紫の両方の顔を持つことでシックなコーデや多色使いの帯にもあわせやすく、 自然な馴染みをもたらしてくれます。
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ほんのり緑みを感じる薄グレー。 程よい明るさと渋みをもたらした色合いでどんな色合いの帯やお着物の
組合わせでも繋ぎの役割を担ってくれながら品をプラスしてくれる万能色であり、 行き過ぎない秋冬印象をも与えてくれます。
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品質-quality-
生地は京都丹後産の中でも上質クラスの生地を織られる、
京都 丹後の岩滝地区で織られた シボの細かな縮緬地を使用。
多くのお客様から「少し張りのある生地が締めやすい」とのお言葉を頂いており、
丹後産上質クラスの張りある生地質は形がキープしやすく、
また“シボの細かい”生地には染料が
繊維の奥まで染み渡っていくので
色みの表現をよりしっかりと伝えることができる・・
その二つの理由からこちらの生地を選んでおります!
【サイズ】長さ:約170cm 幅:約29cm
【品質】絹
【合わせるお着物】 付け下げ・無地・小紋・御召・紬 セミフォーマル
【合わせる帯】 西陣織・博多帯・塩瀬帯・縮緬帯・紬帯
【季節】 秋・冬