Q.液体をたっぷりにしても、液体が余る傾向にあるのですが、
スポンジは他のもので代用できないものでしょうか?
A.メーカーに確認いたしましたところ、液は、足らなくならないよう、
若干、多めに設定しているということです。
また、特殊なスポンジのため、耐荷重を確保するためにも、
原則としては、必ず専用のスポンジを使用してくださいとのことでした。
それでもどうしても別のスポンジを併用したいという場合、カーワックス用スポンジでしたら、
密度が濃くご使用になれるということです。
カッターなどでちょうどよい大きさに切ってご使用になってください。
液を充分にご使用になれば大丈夫だとは思うのですが、
専用のスポンジではない場合は、製品のPL保険対象外となってしまうとのことです。
併用は、お客様のご判断にてなさってください。
また、食器洗い用のスポンジは、密度が低いですのでご使用になれません。
余った液の、スポンジと併用しないご使用方法につきまして、
・ネジ穴のゆるみ止めとして(例えば棚の蝶番のネジ穴が緩んだ時用など)、
・接着剤として(ゴム・プラスチックを除く)
も使用できますので、そのまま保管なさるのもオススメです。
(2年以上経過すると、液が硬化する場合がありますので、その点のみご注意ください。)
Q.耐用年数はどのくらいですか?効果は持続しますか?
A.メーカーの技術の方から伺った話ですと、10年前のサンプルが、
まったく変化なく、問題なく機能しているとのことです。
それ以上の年数の、実際のデータは、今のところないですが、
「耐用年数は、この商品において、
もっとも自信を持っている点の一つで、何十年も大丈夫です。」
という太鼓判をいただきました。
丈夫な堅い木というイメージで、ご使用いただいて問題ないと思います。
Q.薄型テレビの壁掛けに使用できますか?石こうボードの位置に下地がなさそうです。
A.こちらもメーカーの技術の方に確認してみたのですが、ご使用いただけます。
実際、薄型テレビの壁掛けにご使用になる例も、多いということです。
どんな場合でもそうではありますが、精密機器ですので、必ず、手順どおりに作業なさってください。
また、テレビの重量をご確認いただき、それ以上の耐荷重が確保されるネジ止め数で設置してください。
2本止めで70キロや、4本止めで140キロと、比例的に増えていくわけではありませんが、強度は確実に上がっていきます。
ネジ止め数が多い方がより安全です。ただ、スピードミニの樹脂の周りの石こうボード自身は強化されますが、
一般的な石こうボードの限界は70kgと言われていますので、その点ご注意ください。
また、硬化してから、ねじ込むまでの時間を、丸一日など取っていただくと
より安全ですので、オススメです。
Q.物干し金物を取り付けようと思っています。屋外でも使用できますか?
A.屋外でも使用できます。取付け部から浸水があると、腐食にまで進行する可能性があります。
外壁材などに下穴をあけたら、穴やその周辺に 防水シール材を充てんし、浸水のないようにして下さい。
Q.防水性はありますか?
A.硬化後は、防水性があります。また上からシリコンコーキング剤を塗布することもできます。
Q.太さ8ミリと、比較的太いネジに使用できますか?
A.使用できます。下穴は13〜14ミリほどで開けていただき、
スピードミニのスポンジは、穴一つにつき、2個ご使用いただきたく思います。
硬化後(堅い木のようになります)、ネジをねじ込む際、
入りにくいと思いますので、その際には、改めて6ミリの下穴をあけてから、
ねじ込むと入りやすくなります。
Q.金づちで打つ、普通の釘(溝が切られていないもの)も、使用できますか?
A.使用できます。硬化後、堅い木のようになりますので、そのまま打ち込んでください。
Q.ネジ穴とネジ穴の間隔近い場合、使用できますか?
これ以上離さなくてはならないという目安がありますか?
A.液の浸透部分の回りも強化される(合成木材に変化する)という製品特性により、
むしろ、ネジ穴同士の距離が近い方が強度が高いです。
極端な話、ネジ穴同士がくっついていたとしても、ご使用いただけるとのことです。
ネジ穴同士が近い場合の、作業上の注意点といたしまして、
最初に開ける下穴を6〜8ミリと、しっかりと開けていただき、
ネジが、穴の中心部分(スポンジの中心部分)に
ちゃんと来るようにしていただくのが大切です。
ネジ穴同士の距離が短いからと言って、下穴を小さくしすぎてしてしまいますと、
スポンジの中心部分にネジ止めしにくくなってしまいますので、
その点、ご注意ください。また、液はたっぷりとご使用ください。
Q.石膏ボードのすぐ奥に鉄骨があり、すき間がありません。
ボードの厚みだけスポンジを挿入して、ネジ止めができますか?
A.もちろん電動ドライバーで鉄骨に穴を開けて、
その奥にスポンジが届いた方がより強度は増しますが、
石こうボードの厚み分のみ、スポンジを挿入するだけで、充分にネジの固定が可能です。
一点、スポンジに液を注入する際、スポンジ中央部分だけでなく、
スポンジを左右に寄せて、石こうボードとスポンジの間部分にも注入してください。
そうすることにより、石こうボードとスポンジが強力に接合されます。
また、石こうボードは厚みが9ミリあれば、ネジ止めできます。
(それよりも薄い場合は、石こうボードでもベニヤでも、ネジ止めはできません)
Q.天井(石こうボード)に使用できますか?
A.シーリングファン、アンテナ、看板他、天井にもご使用いただけます。電気屋さんにも重宝されている商品になります。
天井方向へご使用になる場合の注意点といたしまして・・・、
・上方向への作業なため、できる限り新品の最初の使用を
天井向けの取り付け作業用になさってください。新品が、一番、液が出やすいためです。
天井の奥のスポンジ部分に、気持ち多めに、液を注入してください。
・壁面の場合よりも液だれの可能性が高いです。
真下の床には、必ず新聞紙を敷いてください。
また、万が一にも髪の毛や洋服についても大丈夫なように、
汚れてもいいタオルを頭に巻いたり、洋服を着たりするのもオススメです。
・天井への施工の場合、壁面に比べて、 重力によってネジが抜けやすいというリスクがあります。
ですので、ネジ止めは、液が充分に乾いてからなさってください。
待ち時間を充分に取るのが、最も大事になります。
できれば、液を注入して24時間後が理想です。
と申しますのも、その間に、液が完全に硬化して、さらには石こうボード部分にも
液が充分に浸透して強化されるので、24時間後の設置が理想になります。
どうしても時間がとれない場合は、3〜6時間後に、取り付けなさってください。
Q.これは劇的ビフォアアフターで紹介されていた商品ですか?
A.おっしゃるとおりです。テレビでは、浴室のタイル部分に手すりをつけるのに使用していたようです。
タイルと、その奥のモルタル部分に、液を浸透させることによって、浴室に手すりをつけることができます。
タイルに穴を空けるのは、難易度が相当高いですので、
目地部分を利用して、取り付け作業をなさるのがオススメです。
Q.メール便での送付はできますか?
A.サイズ上の問題から、こちらの商品はメール便での送付ができません。
ご了承いただければ幸いです。
Q.DIYほぼ初心者なのですが、かべロックミニにするか、スピードミニにするか悩んでいます。
どちらの方が、簡単に取り付けできますか?
A.かべロックを埋め込む作業と、さらには、かべロック設置後のネジ止めは、
基本的には、普通のプラスドライバーの2番(手動のプラスドライバー2番)
で行っていただく必要がございます。
と申しますのも、電動ドライバーですと、熟練者でないと、
力が入りすぎてしまい、石こうボードに、必要以上に穴を開けてしまったり、
また、ネジと石こうボードが供回りして石こうボードに大きな穴をあけてしまったりすることがございます。
※石こうボードに、必要以上のサイズの穴を開けてしまった場合、
同じ位置にて、やり直しすることができません・・・。
それに対して、スピードミニは、やり直しができるという特長がございます。
また、こちらでしたら、下穴を開けるのも、硬化後のネジ止めも、電動ドライバにて取り付けできます。
安心感としても、スピードミニの方が高いですので、かべロックのようなアンカーを、
取り付けるのに慣れていらっしゃらない場合は、総合的に見て、スピードミニがオススメです。
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