Q 有精卵と普通の玉子の栄養は違うのですか?
A 栄養の違いはないと言われていますが、有精卵を生産するには鶏をケージに閉じ込めず、
のびのびと裸足で地べたで遊ばせて雄鶏との交尾が必要で、普通の玉子とは鶏を飼う環境が
違います。
田舎の人の話では「ヘビの青大将は有精卵を好んで飲む」と聞きました。
何か栄養値では計れないものがあるのではないかと思われます。
Q パックの中の卵の大きさが大小バラバラなのですが?
A 若鶏、成鶏卵の大小取り混ぜたファミリーパックになっております。
例えば小さいのは納豆、中は目玉焼き、大は卵かけごはんにと
料理に合わせてお使いください。
Q 卵が汚れているときがあるが?
A 申し訳ございませんがそれにはわけがあります。 卵は生きていますので洗わずに出荷しています。
殻には雑菌の侵入を防ぐ保護膜があり、呼吸もしています。
それを洗い落とすと卵の鮮度が保てません。
巣箱をきれいにし鶏舎管理に勤めていきますので何とぞご理解ください。
Q 時々卵の殻が柔らかいのや白っぽいものがあるが?
A 自然卵普及会の鶏たちは長生きしてもらっています。
老鶏になるとどうしてもそのような卵を産むことがあります。
人間の都合で鶏の命を短くして若鶏だけの卵は見た目には良くなりますが
産卵率の低いじっくり熟成した老鶏の卵もいいものです。
殻は運搬の手段と思ってくだされば鶏達も幸いです。
(余談)消費者が野菜を買うときに虫食いのない見た目のよい野菜を好むため
生産農家は農薬を使い高く売れるものを換金作物として市場に出荷します。
その農家は自家用の野菜を無農薬で作り、こう言います。
「消費者は虫も食わない野菜を好んで食べる」もう少し賢くなってほしいものです。
Q 常温で宅配されても大丈夫なのか?
A 大丈夫です。卵は前日に産卵した卵を宅配しています。常温で2日、3日でいためば
有精卵はヒヨコになりません。
親鳥が卵を37.8℃〜38℃の体温で3週間(21日)温めてヒヨコが生まれます。
普通の玉子(無精卵)を温めるとその時から腐っていきます。
生まれる卵と生まれない玉子の違いです。
Q 放し飼いで卵の取り忘れはないのか?
A 大丈夫です。鶏たちは年齢ごとに屋根付の小屋で遊び、水飲み場、えさ場、巣箱があり
平飼いで飼育しています。鶏は自身の産んだ卵を外敵から守る本能があり、
ちょっと高く薄暗い巣箱があれば調教しなくても好んでそこに卵を産んですれます。
毎日集卵して出荷しています。
Q 黄身の色が濃いのと薄いのがあるが?
A 自然卵普及会の鶏は自由にえさを食べ遊ぶことができます。右に行ってトウモロコシ、
左に行って野菜(草)を食べているので1羽1羽の卵に個性があります。
又、春夏秋冬でも違いが出てきます。ケージ飼いの鶏(普通の玉子)は自由がなく
目の前のえさしか食べることができませんので均一化された玉子になります。
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