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商品番号:PA0020

英国ルネサンスの
リコーダー・コンソート集
[レゾナンス・コンソート、スキップ・センペ、オリヴィエ・フォルタン、エマニュエル・フランケンベルフ]

Recorder Music (Renaissance) - BYRD, W. / DOWLAND, J. / HENRY VIII / HOLBORNE, A. / HUME, T. (Ensemble Résonances)

CD

発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:PA0020

Paradizo

意外に少ないリコーダー・コンソート音源に、
痛快な英国古楽の新録音登場

ルネサンス期の英国で、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴァイオル)と同じように合奏を愉しむ楽器として愛されていたリコーダー。高音部から低音部まで大小さまざまな同属楽器を集めた合奏は「ホール・コンソート」と呼ばれ、多くの作曲家たちの作例が当時そのような編成で実演されていたにもかかわらず、リコーダーのホール・コンソートを集めたアルバムは意外に多く出てきません。

その渇を癒してあまりある新録音が、21世紀最高のチェンバロ奏者のひとりスキップ・センペのプライベートレーベルParadizoから登場。名手ジュリアン・マルタンを筆頭に、センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテをはじめフランス語圏の一流アンサンブルで活躍をみせてきた俊才5人が聴かせるサウンドは、リコーダー同士の音が溶け合うコンソートならではの響きの妙もさることながら、各パートの動きが活発な曲ではそれぞれの個性や個々の音色の温もりが自由闊達に際立ち、平穏な古楽のイメージを良い意味で覆すスリリングな聴き応えに事欠きません。

センペらが古雅な鍵盤の音色を響かせるトラックとの対比も絶妙のプログラムは、音楽ほか諸芸術の嗜みで知られる英国王ヘンリー8世やクリストファー・タイが手がけた16世紀の佳品の数々から「処女王」エリザベス1世の治世末期を彩った巨匠たちの有名作まで名品続々。この分野をよく知るリスナーも古楽ビギナーも必ずや惹かれるであろう要素がそこかしこに秘められた好企画です。



2023年02月24日発売
英国ルネサンスのリコーダー・コンソート/レゾナンス・コンソート
商品番号: PA0020
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曲目・内容

第1のコンソート

1.イングランド王ヘンリー8世(1491-1547): Consort - コンソート
2.ヘンリー8世: Taunder Naken - ライン河のほとりアンデルナハで
3.ヒュー・アシュトン(1485頃-1558):
Hugh Ashton’s Maske - ヒュー・アシュトンのマスク

第2のコンソート

ダウランド『ラクリメ、または七つの涙ほか』(1604)より
4.ジョン・ダウランド(1563-1626): Lachrimae Antiquae - いにしえの涙
5.ダウランド: Captaine Digorie Piper his Galiard - ダイゴリー・パイパー大尉のガリアード
6.ダウランド: The Earle of Essex Galiard - エセックス伯のガリアード
7.ダウランド: Mrs. Nichols Almand - ニコル嬢のアルマンド
8.ダウランド: M. George Whitehead his Almand - ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド

第3のコンソート

9.トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):
A Maske - マスク/
The Earle of Sussex delight - サセックス伯の喜び
10.作者不詳(『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』より):
Muscadin - マスカディン
11.作者不詳(『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』より):
The Irish Ho Hoane - アイリッシュ・ホー・ホーン

第4のコンソート

12.ウィリアム・バード(1540頃-1623):
Browning - ブラウニング/The Leaves by Green - 葉よ生い茂れ
13.アルフォンゾ・フェラボスコ2世(1575-1628):
Four Notes Pavan - 四つの音によるパヴァーン
14.トーマス・レイヴンズクロフト(1588頃-1635):
Remember O Thou Man - おお人よ、忘れるなかれ
15.レイヴンズクロフト:
The Three Ravens - 3羽の大鴉

第5のコンソート

16.作者不詳(『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』より):
Praeludium - プレルディウム
17.作者不詳(『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』より):
Watkins Ale - ワトキンズのエール
18.ヒューム:
My joyes are coming - 楽しみが次々訪れる/
The Lady of Bedfords Delight - ベッドフォードの奥方の喜び

第6のコンソート

19.クリストファー・タイ(1505頃-1572頃):
In Nomine - ‘Crye’ イン・ノミネ「呼び声」
20.ジョン・ボールドウィン(1560-1615):
A Browning - ブラウニング
21.ヘンリー・ストニングズ(生歿年不詳、16世紀末〜17世紀初頭に活躍):
Brownings my Dear - 愛しきブラウニング

第7のコンソート

ホルボーン『パヴァーン、ガリアード、アルメインおよびその他の商品集』(1599)より
22.アントニー・ホルボーン(1545-1602):
Pavan. Spero - パヴァーン「スペロウ(わたしは期待する)」
23.ホルボーン:
Galliard. As it fell on a holie Eve - ガリアード「それは聖なる降誕祭前夜のことだったが」
24.ホルボーン:
Galliard. Heigh ho holiday - ガリアード「ヘイ・ホー、休日だ」
25.ホルボーン:
Almaine. The Night Watch - アルメイン「不寝番」

第8のコンソート

26.ジャイルズ・ファーナビー(1563頃-1640):
For Two Virginals 2台のヴァージナルのために
27.ロバート・ジョンソン(1583頃-1633):
Alman - アルメイン
28.作者不詳:
Almande Guerre gay - アルマンド「陽気な戦い」
(『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』より)/
Was not good King Solomon - ソロモン王が良くなかったことには
(『ダブリン・ヴァージナル写本』より)

第9のコンソート: ホルボーン

『パヴァーン、ガリアード、アルメインおよびその他の小品集』(1599)より
29.ホルボーン: Pavan. Heres Paternus - パヴァーン「父方の子孫」
30.ホルボーン: Galliard - (#32) ガリアード(第32曲)
31.ホルボーン: Galliard. Muy Linda - ガリアード「ムイ・リンダ(とても愛らしい)」
32.ホルボーン: Almaine. The Fruit of Love - アルメイン「愛の果実」
33.ホルボーン: Almaine - (#57) アルメイン(第57曲)
34.ホルボーン: Pavan Funerals - パヴァーン「葬送」

アーティスト(演奏・出演)

レゾナンス・コンソート(古楽器使用)

  • ジュリアン・マルタン、マリーヌ・サブロニエール、
     エヴォレーヌ・キーナー、ピエール・ボラーニョ、ブノワ・トイゴ (各種リコーダー)
  • スキップ・センペ、オリヴィエ・フォルタン、
     エマニュエル・フランケンベルフ (ヴァージナル、チェンバロ)

レコーディング

2021年





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