2011年の初来日時から東京交響楽団との共演で大きな話題を呼んだフィンランドの俊英ロウヴァリは、北欧音楽のスペシャリストとして名高いハンヌ・リントゥの後任として20代にしてタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。同管を率いての2017年来日でも大いに注目を集める一方、その年の秋からは巨匠ネーメ・ヤルヴィとの長い蜜月で知られたスウェーデンの名門エーテボリ交響楽団でもドゥダメル(2007-12)以来の首席指揮者をつとめることとなりました。
ロウヴァリとエーテボリ交響楽団の記念すべき第一歩を飾るべく堂々Alphaレーベルへの録音デビューとなった本盤の演目は、まさに初来日時の演目として絶賛を集めたシベリウスの交響曲第1番と、同じくシベリウス若き日の傑作「エン・サガ」という絶妙のカップリング。ジャケットを見てもお分かりの通りきわめてユニークなアクションでオーケストラの響きを存分に引き出してゆく才覚を、録音にこだわりあるAlphaが十全に伝えてくれることでしょう。
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