既リリースの「カザフスタンの音楽集」(CDX21501)の続編。前作はカザフスタン音楽の歴史を作ってきた知られざる作曲家たちの作品を弦楽四重奏版にアレンジした曲で構成されていましたが、今回のアルバムでは更に踏み込んで、作品のオリジナルの形とアレンジ版を並べ、その違いを楽しむという趣向が取られています。ヴィオラ・ダ・ガンバのように脚ではさんで演奏する「Kobuz」や、2弦のリュートのような「Dombra」といった耳慣れない楽器も登場しており、この音色にも興味がそそられます。
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