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商品番号:CDM2151

『CLAROSCURO クラロスクーロ』
セルバンテスにまつわるスペイン黄金時代の音楽、その光と影 [カペリャ・デ・ミニストレルス、カルレス・マグラネル]

CD

発売日:2021年05月28日

Capella de Ministrers

バレンシアの俊才が、『ドン・キホーテ物語』を軸にスペイン黄金時代の鮮烈さを伝える

「よいかサンチョ、在りし日のさすらいの騎士たるものはことごとく、ないし殆どは偉大なる恋愛詩人(トルバドール)であり音楽家としても一流だったのじゃ。これらの技芸は、いやむしろ神の与えたもう才能と申すべきじゃな、どちらも恋するさすらい人にはつきものだったのじゃよ」

(『ドン・キホーテ物語正編』第23章より/白石達生 訳)

 

クラシック音楽の世界で、やや特殊な領域として扱われることも少なくないスペインの音楽。しかし大航海時代からバロック初期まで、そこは欧州のみならず世界に覇権を誇った大国であり、音楽文化においても文学や演劇同様、他の地域に強い影響を与える側にありました。

スペイン黄金時代と呼ばれるこの時期の終わり頃、大画家ベラスケスやムリーリョの傑作と同じ頃に生まれたスペイン文学の金字塔『ドン・キホーテ物語』には、随所に当時の音楽文化のありようを垣間見せる描写が見つかりますが、このアルバムはそれらを丹念に追い検証しながら、16-17世紀のスペイン音楽史を概観してゆく充実したプログラムが魅力。オルティス、ムダーラ、ナルバエスといった16世紀の天才たちからリバヤス、サンスら17世紀の巨匠まで、あるときは丹念・静謐に、あるときはダイナミックに撥弦と弓奏が映える名品の数々を、スペイン・バレンシア地方に本拠を置く才人4人が縦横無尽に聴かせてくれます。

曲順は『ドン・キホーテ物語』になぞらえた2部構成に序章と終章となる部分も構想、フランスやドイツへの音楽的波及も見て取れるようになっています。



2021年5月28日発売
『CLAROSCURO クラロスクーロ』/カペリャ・デ・ミニストレルス
商品番号: CDM2151
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曲目・内容

《序章》

1.ルカス・ルイス・デ・リバヤス(生歿年不詳、17世紀中盤に活躍):
パバーナ
2.ガブリエル・メナ(1470-1528):
わが優しき仇敵から
3.作者不詳:
あなたの瞳には恋の予感が
4.リバヤス:
パラデタ
5.ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
スパニョレッタ
6.作者不詳(フアン・デ・ティモネダ作詩):
恋の神が通り過ぎる、その弓に矢はなく
7.作者不詳:
こだまのセギディーリャ「嫉妬にみちたおまえの眼差しに」

《正編》

8.ホセ・マリン(1618/19頃-1699):
メンギーリャ、思い違いをするなよ
9.作者不詳:
ロドリーゴ王のロマンセ「墓所の扉を開け」
10.マリン:
その両目でわたしを欺くなら
11.フアン・アラニェス(生歿年不詳、17世紀前半に活躍):
チャコーナの集い「素晴しき人生に!」

《続編》

12.アントニオ・デ・リベラ(生歿年不詳):
カルデニオのロマンセ「いくつかの港を経て」
13.ガブリエル・バタイユ(1574/75-1630):
「舟は海辺に出してある」
14.ルイス・デ・ナルバエス(生歿年不詳、16世紀中盤に活躍):
「牛を見張れ」による変奏曲
15.アロンソ・ムダーラ(1510頃-1580):
水の澄んだ川の流れに
16.ガスパール・サンス(1640-1710):
スペインの調べによるパバーナ
17.サンス: パラデタ

《終章》

18.アンリ・ド・バイイ(生年不詳-1637):
パサカーユまたはラ・フォリア「わたしは狂気」
19.ロフィーノ師(1400年頃-歿年不詳):
スペインの騎士ひとり
20.作者不詳(ジョヴァンニ・ステファーニ作詩):
心乱れた恋人
21.ディエゴ・オルティス(1510頃-1576頃):
ロマネスカ
22.マチュー・ロマラン、通称マテオ・ロメロ(1575頃-1647):
フォリア「花盛りのローズマリーを少女は摘み集め」

アーティスト(演奏・出演)

カペリャ・デ・ミニストレルス(古楽器使用)

[メンバー]
  • ダリア・アグンデス(ソプラノ)
  • カルレス・マグラネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ&ディレクター)
  • ロベルト・カセス(バロック・ギター、テオルボ)
  • サラ・アグエダ(ダブルハープ)

レコーディング

2020年2月17-19日
サンタ・マリア教会、バレンシア県、レケナ(スペイン)





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