柴田俊幸&アンソニー・ロマニウク、
彼らならではのエッセンスが効いたバッハ第2弾!
フラウト・トラヴェルソ奏者柴田俊幸と鍵盤奏者アンソニー・ロマニウク。ピリオド奏法に根差した解釈を土台としながらオリジナルやインプロヴィゼーションを交えたバッハのソナタ集が大きな話題となった二人が、今回はバッハとその息子たちの作品で彼ららしい刺激的な演奏を聴かせます。
「私たちの新しいアルバムのコンセプトは、“過去と現在の音楽の隔たりを橋渡しすること”、そして伝統と革新を無理なく融合させたアール・ヌーヴォーの精神を体現することにあります。」(柴田)、「アーティスト写真の印象もあってか、“破天荒なことをしている2人”と見られることが多いのですが、実のところ我々は、非常に保守的なアプローチを重んじるベルギーのアンサンブルで長年研鑽を積んできた音楽家です。そのうえで、ごくささやかに、自分たちの感性を “ふりかけ” として音楽にかけてみる??ただそれだけのことなのです。」(ロマニウク)という彼らの言葉通り、オリジナルの前奏を付すなど個性的な解釈でありながらも、その実際は作曲家と演奏家の垣根が明確ではなかった時代の習慣に倣ったもの。ケンプ版の「シチリアーノ」ではその右手のメロディをトラヴェルソが受け持ったり、ラウテンヴェルクのための組曲BWV 997にもトラヴェルソが加わり書き下ろしのドゥーブル(変奏)も披露するといった具合です。
ジャズやロックを経験した現代を生きる自分たちの新しい感性を生かしながらも、音楽進行に違和感無く作品の持ち味を十二分に引き出した、素晴らしいパフォーマンスを楽しむことが出来ます。
作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)