2018年にウィーンで開催された展覧会“Musica Femina - Women Made Music 女性が作った音楽”。2か月の開催期間中に56、000人が訪れたこの展覧会ではサッフォーの時代から現代までの100人の女性作曲家についての特集が組まれました。
展示には各々の作曲家たちの短い伝記が添えられていましたが、現代オーストリアで活躍する詩人、映像作家で作曲家のソフィー・レイヤーはその伝記を補完するために100篇の詩を作成するというアイディアを思いつきました。そしてレイヤーは今を生きる女性作曲家たちに自らの詩を用いた短い曲、または詩からインスパイアされた曲の創造を依頼、歴史を創り上げた過去の女性作曲家たちへと捧げています。
レイヤーの言葉は朗読されるだけではなく、曲に合わせて歌われたり、断片的に組み込まれたりと自在に変化します。
※ブックレットに歌詞は印刷されておりません。
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