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商品番号:ALPHA892

『魔法のオペラ』
モーツァルト、ハイドン、サリエリ ほか
ウィーン古典派のアリア
[コンスタンティン・クリンメル、リュディガー・ロッター、ホフカペレ・ミュンヘン]

Opera Arias (Baritone): Krimmel, Konstantin - MOZART, W.A. / HAYDN, J. / SALIERI, A. (Krimmel, Hofkapelle München, Lotter) (Zauberoper)

CD

発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:ALPHA892

Alpha Classics

魔術、哲学、フリーメイソン…
ウィーン古典派の素顔に迫る選曲、俊才クリンメルの美声で古楽器演奏と共に

ヘンデルやモンテヴェルディのようなバロック作品からRシュトラウス、ブリテンといった近代作品に至るまで、さまざまな指揮者たちとステージを重ねオペラ、歌曲、宗教音楽と幅広い分野で注目を集めている1993年生まれのドイツのバリトン歌手、コンスタンティン・クリンメル。骨太の選曲で好感を呼んだALPHAデビュー盤のドイツ歌曲集(ALPHA549)に続き、新作は実力派の古楽器オーケストラとの共演によるウィーン古典派のアリア集。今回も注目のプログラムで、モーツァルトが活躍し人気を失ってゆく頃のウィーンにどれほど精彩に富んだ歌劇世界が広がっていたか、作曲家の知名度に惑わされることなく見事に伝えてくれる選曲になっています。

テーマは「魔法」。18世紀末の大都市に暮らす人々を喜ばせた奇術的パフォーマンスの奥にフリーメイソン思想にも通じる哲学的神秘が息づく、妖術・魔法の類が題材となったオペラからバリトン歌手のためのナンバーを厳選。この分野の嚆矢となったヴラニツキー《オベロン》、国際的名声を爆発させつつあった頃のサリエリの隠れ名作《トロフォニオの洞窟》、モーツァルト《魔笛》のヒットに続いたシカネーダー劇団の合作《賢者の石》にヴィンターの《魔笛 続編》、見過されがちなハイドン後期の充実歌劇《哲学者の魂》など、ぴりっと風刺が効いた短い曲から充実の大作までの作品美をじっくり堪能させてくれます。

ホフカペレ・ミュンヘンの的確な演奏解釈も頼もしく、18世紀ウィーンの息吹を脈々と感じられる1枚に仕上がっています。



【ナクソス・ミュージックストア】
モーツァルト、ハイドン、サリエリ: オペラ・アリア集/コンスタンティン・クリンメル
商品番号: ALPHA892
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曲目・内容

1-4.ベネディクト・シャック(1758-1826)、
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)、
フランツ・クサヴァー・ゲルル(1764-1827)、
ヨハン・バプティスト・ヘンネベルク(1768-1822) 共作:

歌劇《賢者の石、または魔法の島》(1790)より
  • 序曲
  • ルバノのアリア「なんたることだ、妻が狂ってしまった!」
  • ルバノのアリア「若い娘に心を預け過ぎてはならない」
  • オイティフロンテのアリア「ナディール、きみなら勝てる」
5.モーツァルト: 歌劇《魔笛》K. 620(1791)より
パ パゲーノのアリア「おいらは鳥刺し」
6.ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825): 歌劇《魔笛 続編》(1798)より
パパゲーノのアリア「いざさらば!おいらは旅立つよ、愛しき者たちよ」
7.パウル・ヴラニツキー(1756-1808):
歌劇《オベロン、妖精たちの王》(1789)より
アルマンゾルのアリア「なんたる魅力、なんたる奥ゆかしさ」
8.ヴラニツキー:シェラスミンのアリア「あれはわたしが8歳の頃」
9-11.アントニオ・サリエリ(1750-1825):
歌劇《トロフォニオの洞窟》(1785)より
  • 序曲
  • アリストーネのアリア「同じ一つの泉から」
  • アリストーネのアリア「夫があまりに陽気なら」
12.ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): 序曲
〜歌劇《哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ》 Hob. XXVIII-13(1791)より
13.ハイドン: ロドモンテのアリア「千もの爛々たる輝きが」
〜歌劇《遍歴騎士オルランド》Hob. XXVIII-11(1782)より
14.ハイドン: クレオンテのアリア「万物には思惑が宿っている」
〜歌劇《哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ》より
15.ハイドン: ロドモンテのアリア「血気盛んな人間よ、よく聞いて慄け」
〜歌劇《遍歴騎士オルランド》より
16.ハイドン: クレオンテのアリア「息があるのに希望がないなら」
〜歌劇《哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ》より
17.クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):
歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》(1762)より精霊の踊り

アーティスト(演奏・出演)

コンスタンティン・クリンメル(バリトン)
ホフカペレ・ミュンヘン(古楽器使用)
リュディガー・ロッター指揮

レコーディング

2021年9-10月
フリードリヒ=アレクサンダー大学教会、
エアランゲン(ドイツ南西部バイエルン地方ニュルンベルク近郊)





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