カウンターテナーがつなぐ、17世紀英国と現代のアメリカ
日本のミュージカル・シアターでプロとしての初舞台を踏み、東京ディズニーランドでアクター/シンガーとして働いていたという経歴を持つアメリカ出身のレジナルド・モブリー。現在はガーディナーなど古楽指揮者から篤い信頼を置かれるカウンターテナーとして世界的に活躍しており、2025年12月にはバッハ・コレギウム・ジャパンの「メサイア」で、所縁の深い日本でのコンサート・デビューを予定しています。
黒人霊歌を中心に収めて大きな反響を生んだデビューアルバム「Because」(ALPHA936)に続く今作は、17世紀英国の歌曲から、奴隷制度の苦しみを綴った詩による現代アメリカの歌曲などを収録。アルバム・タイトルの「Solitude」は、孤独であることの美しさと内省的な思索の大切さと共に、音楽を通じてその孤独を乗り越えて繋がりを深めるという逆説的な意味を含んでおり、現代における人間関係の希薄さと分断に思いを馳せるというテーマとなっています。
撥弦楽器と低弦楽器のみというシンプルな器楽陣と張りのある独特の歌声が、透明度の高い美しい音楽を紡ぐアルバムです。
作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)