仏教は、すべて、お釈迦様(仏陀)に源を発しています。
仏陀とはどんな方だったのでしょうか。そして、仏陀に、もしお会
いすることができたとしたら、自分はどうなってしまうのでしょう
か?
突然、何かを悟り、今までと全く違う自分になってしまうのでしょ
うか。
全く何も変わらないのでしょうか。
それとも、こんな風に考えること自体が全くの見当はずれなのでしょ
うか。
色々な考え方があると思います。
とはいえ、古来より、仏陀自身にお会いしたい、お話ししたい、そ
う願った人はたくさんいました。
仏陀にお会いできれば、今の自分ではどうにもならない限界を超え
ることができるかも知れません。
でも、時間をさかのぼることはできません。
わたしたちの仏陀(お釈迦様)はインドで2500年前に亡くなっ
てしまいました。
ではどうしたらよいのでしょう?
私たちにあり得そうなことは、次の仏陀と同じ時代に生まれ変わる
ことです。
経典によると、次に仏陀がこの世に現れるのは、5億年後とも、5
6億年後ともいわれています。
そして、仏陀となるべき方は、兜率天と呼ばれる場所でその時を待っ
ているのだそうです。
深く、考えながら。
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