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持金剛歓喜仏 銅造彫金仕上げ
サイズ:高さ15.8cm 幅11.5cm 奥行き8cm
本作品は、密教の本初仏である持金剛の ヤブユム(男女合体)座像です。
右手に金剛杵(ヴァジュラ)、左手に金剛鈴(ガンダー)を持ち、 胸のまえで交差させているのが最大の特徴です。
上質な銅製。
シンプルかつ滑らか、 端正な造作と艶やかな黒銅色の光彩。
密教の神秘性を見事に顕現した美しい男女交合像です。
お厨子に安置するなど飾り方にもひと工夫。
護持仏、インテリアにいかがでしょう。 「持金剛」じこんごう
金剛薩たや法身普賢などと同じく、 チベット後期密教における本初仏(根源仏)のひとりです。
堅固で揺るぎなき菩提心を顕現した、高貴なるほとけさまです。
左手に女性性(智慧)を示す金剛鈴、 右手に男性性(方便)を示す金剛杵を持っております。
左右両手の交差は、それらの完璧なる合一を意味しております。
「ヤブユム」
官能的な姿で抱き合うヤブユム(男女合体)像は、 それぞれに般若の智慧と方便とを示しており、 あらゆる二元的要素が本質的には一つであることを表現しています。
悟りの法悦の境地を性的な合一の快楽をもって、 比喩的に表現しているともいわれます。
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