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釈迦如来 銀製打ち出し
シディラージ・シャキャ作
サイズ:奥行き12cm 幅15.5cm 高さ19cm
本作品は、高名な仏師として尊崇される、
シディラージ・シャキャ
師による
銀製打ち出し仏、釈迦如来像です。
銀の一枚板を、多種多様な鏨(たがね)を使い、
叩き打ち込み、立体のほとけさまを
出現させます。
師の神業により生み出された釈迦如来像。
銀の光彩とともに滲み出る気品と風格。
その卓越した造形美はまさに格別です。
師は、既に故人のため、生前に制作された作品が
現存するのみ。
世に残された作品は、宝物扱いとなっており、
見るだけでも十分に価値のあるものとなっております。
現在、特殊技法を要する打ち出しによる仏像製作は、ほぼおこなわれておらず、文化財的にみても、貴重かつ希少度の極めて高いアイテムとなっております。
寺院その他、宗教施設の宝物ならびに御本尊、美術館や博物館等施設の所蔵展示など、将来的に、その存在価値の重要性は深くなるといって過言ではありません。 後世にしっかりと受け継ぐべき至高の逸品です。
「釈迦如来」
紀元前、約二千五百年、北インド地方のカピラバスツのシュドーダナ王の王子としてご出生。 その後、何ひとつ不自由のない生活を送りますが、やがて人生に深い苦悩をおぼえ、二十九才で出家し修行者となります。 難行苦行を繰り返した後、ついに苦行を棄て、悟りをひらきます。 説法の旅の末、八十才で入滅したと伝えられます。 二千五百年経った今でも仏教の開祖として世界中の人々に篤く信仰されております。
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