アルガン石鹸の一番の特徴は「コールドプロセス」と呼ばれる加熱や塩析を行わない製法です。

　 この製法には次のような特徴があります。

　 ●つかい手、肌へのメリット
　 ◎塩析を行わないことのメリット
　　 １、石鹸の中に、グリセリンやビタミン類などのスキンケア成分がそのまま残され、
　　　　 より高いスキンケア、ヘアケア効果が期待できます。
　　　 （ただし、グリセリン分を多く含む、保湿効果が高いということは、
　　　　 水分を引き寄せやすいので、石鹸が溶けやすくなるデメリットも。）

　 ◎加熱を行わないことのメリット
　　 １、原料のオイルが酸化しないので、肌に負担をかけず
　　　　 本来のオイルの効果を肌に与えます。
　　 ２、オイル本来のデリケートな手触り、香りを楽しめます。


　 ●つくり手、環境へのメリット
　　 １、塩析を行わないことで、廃液がごく微量となり、環境負荷を軽減できます。
　　 ２、原料を加熱する必要がないので、製造に費やすエネルギーを少なくできます。
　　 ３、シンプルでコンパクト、比較的安全な環境で石鹸作りができるので、
　　　　 女性でも石鹸作りができます。
　　　　 そのため、チェンマイ工房では、周辺の村の女性達への就労の機会を
　　　　 創出することができました。。

無農薬、化学肥料を使用せずに栽培したオリーブの実からしぼられた食用オリーブオイルの中でも、最上のクラスのエクストラバージンオリーブオイルと、野生の月桂樹の実から手作りされた、グリーンとスパイスの香りが心地よいダフネオイルを材料に、ナイアード・タイランドのチェンマイ工房で丁寧にハンドメイドされています。

【アルガンオイル】 豊富に含まれたビタミンE（含有量はオリーブオイルの２倍）やトリテルペンアルコールなど、アルガンオイルならではの、肌を生き生きとさせる成分を豊富にふくみ、肌をやわらかにもちもちとはりと潤いがある手触りに洗い上げます。 【エクストラバージンオリーブオイル】 主成分のオレイン酸は皮脂に近い性質を持ち、ビタミンEの含有量が高いことで、肌と髪に持続する保湿効果とこくのあるなめらかな手触りを与えます。冷水や硬水でも洗浄力を発揮、粘りときめ細かく持続性ある泡が髪や肌に潤いを保ちながら、汚れをしっかりと落とすことも特徴です。 【ココナッツオイル】 軽い使い心地のオイルで、肌をなめらかに整えます。　アルガンオイルやオリーブオイル（オレイン酸を多く含むオイル）を主成分に石鹸を作ると、肌に優しく、また、コールドプロセスの石鹸にすると、保湿成分のグリセリン分を多く含み、スキンケア、ヘアケアに最適な石鹸になります。 【パームオイル】 石鹸にすると、固く、溶けにくい石鹸ができます。オリーブオイルや、アルガンオイルを使った石鹸、スキンケア、ヘアケアに最適な石鹸になります。しかし、保湿効果が高いため、溶けやすいという石鹸にはデメリットになる性質もあらわれます。ココナッツオイルと同じく、それを抑えるために加えています。