ウランガラスはガラスに微量のウランを着色料として混ぜたガラスです。
透明な黄色や緑色のものがほとんどですが、水色やピンクのものも稀にあります。
ウランガラスの歴史は実は古く、ローマ帝国のモザイクで使われていたそうです。
近世では1830年ころにボヘミアで作られ始め、1940年代まで欧米でたくさん作られました。
英語ではワセリンガラスと呼ばれ、ウランガラスはドイツ語の読み。
最大の特徴は紫外線ランプ(ブラックライト)を照らすと、蛍光を発しながら緑色に輝くこと。
夜明け前の空も紫外線が満ちているので、ウランガラスは蛍光を放ちます。
ウラン、と聞いて放射能を心配する方々もいますが
テレビや人体が発する放射線よりも弱いものしか出ていません。
ただ、ガラス職人さんが被曝してしまうためか、近年ではあまり作られていません。
ウランガラスについて、より深くお調べになりたい方は、ウランガラス同好会Homepageをご参照ください。
ttp://uranglass.gooside.com/
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