1906年にイギリス移民であったWILLIAM J. RILEY氏がアメリカのボストンでアーチサポートインソールの製造メーカーとして歴史をスタートした「new balance」。その名称には履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚を提供したいと言う企業理念が詰め込まれています。その後、偏平足の治療等に使用する矯正靴を開発し、1960年には足幅でのサイズ選択を可能にするウィズサイジングを初めて採用したスニーカーを発表し話題を集めました。1972年にはJAMES S DAVIS氏が経営権を買収、それまでに培って来たテクノロジーを集結したスポーツメーカーとして生まれ変わり飛躍を遂げます。1976年に米国専門誌RUNNER'S WORLDにて五つ星に輝いた名作320に始まり、RALPH LAUREN氏が雲の上を歩いている様だと、その履き心地を絶賛する程、各界の著名人から広く愛用された1300。クラフトマンシップやヘリテージと言ったブランド本来の魅力を体現する1000、900、500シリーズは「new balance」のアイコニックな3本柱として多くのユーザーから愛され続けるだけでは無く、普遍的な価値と魅力を保ちながらスポーツブランドとして培ったテクノロジーを融合し、モダンなエレベートを施す事で新たな展開を魅せています。
また、他のスポーツブランドが生産拠点をアジアにシフトして行く中、アメリカやイギリスに於いても自社工場を運営しながら、現在では「new balance」の代名詞ともなったクラフトマンシップやヘリーテージを守り続けながら地元の雇用を保持。そして、2016年に"110th ANNIVERSARY(110周年)"の節目を迎え、クラフトマンシップを体現しながら真摯な姿勢で作り上げたmade in U.S.A.、made in ENGLAND、そしてスポーティンググッズの世界で培ったテクノロジーを実用的に反映したmade in ASIAのプロダクトを通し、made.と言うキーワードを掲げて新たなカテゴリーに進出すると共に世界中のユーザーにブランドフィロソフィとフューチャークラシックを提唱して行きます。