
創業以来、一貫して守り続けるアメリカン高級シャツテーラーの誇りと伝統 "INDIVIDUALIZED SHIRTS"
1961年、若き政治家J.F.ケネディが第35第アメリカ大統領に就任、
そして後に黒人初の大統領となるバラク・オバマがハワイ州ホノルルの病院で生を受けたその年、
ニュージャージー州のとある港町に小さなカスタムメイドシャツ専門メーカーが開業した。
それが"INDIVIDUALIZED SHIRTS"です。アメリカにおける紳士服の歴史はヨーロッパからの移民による仕立て屋(テーラー)のもの作りから始まり、のちに既製服として大量生産される時代に変わっていきました。
歴史の中で忘れ去られてきた仕立て屋が作るシャツ、一人ひとりのために仕立てた最高の着心地のシャツ・・・インディビジュアライズド シャツの原点は仕立て屋が作る本物のシャツを提供することでした。
そして、現在までその名への誇り(インディビジュアライズド シャツ=たった一人のためだけに存在するシャツ)とアメリカントラッドの伝統的シャツ作りを忘れることなく50年以上の時を刻み、アメリカ国内のテーラードカスタムシャツのトップシェアーホルダーとして歴代大統領をはじめ多くのセレブリティにシャツを提供しています。
そしてこれからの50年も変わることなく、INDIVIDUALIZED SHIRTSは歩み続けます。
ファンに愛される理由
戦後のアメリカン・メンズファッションの黄金期である50、60年代、
そしてラルフローレン登場による70、80年代ファッションムーブメントの中でカスタムメイドのシャツ作りを原点に進化してきたインディビジュアライズド シャツのファンから最も絶賛されているのが、ボタンダウンの襟元のディテール。タイをしたときに見られる襟のロール、
そしてタイを外した時の襟元の美しさ、これはブルックス ブラザーズのカスタム部門を長く任されていた経験から創り出されるアメリカンシャツに重要なディテールです。ユニバーシティ ボタンダウンと称され、台襟(バンド)の高さ、襟羽根(リーフ)サイズ、ボタン位置、そして台襟のシェープ等すべてのティテールが絶妙なバランスで一体となり、伝統的なアメリカンシャツを創り上げています。また全てのパターン(型紙)が現在もインチ寸法で作られており、イギリス、イタリア、そして日本で作られるシャツとの微妙なニュアンスの違いによりアメリカらしい出来上がりとなっています。
アメリカン高級シャツテーラーの理想と伝統を守るために
顧客からの何千通りもの異なるパターンの要求に応えられるデータの蓄積、生地のカッティング技術、付属パーツの充実、シャツのニーズに合わせた各種芯地(ライニング)、そして平面の生地を快適に着る為に身体を包み込むようなシャツを創り上げる熟練された縫製技術により最高のシャツが仕立てられています。さらに「究極のシャツは一切の余分なものを取り除く」というアメリカン高級シャツテーラーの理想のもと、本来大量生産のシャツ製造では行わない製法も多く取り入れています。そのひとつが肩部分の縫製技術、多くの量産シャツは肩部分の(ヨーク)の縫製ステッチが外側から見えてしまいますが、インディビジュアライズド シャツではコンストラクションヨークという外側に縫い目が見えない袋縫いを採用しています。またサイド部分の縫製(前身頃と後身頃の縫製部分)も量産シャツでは不可能な高い縫製技術を必要とする細幅の巻き縫いを基準としています。創業より50年、一貫してアメリカンシャツテイラーの伝統を守り続ける一枚のシャツ。着るごとに、洗いを重ねるごとに変わるエイジングを楽しみながら永く愛着を持って頂ければ、
そしてその一枚を愛する友人や次の世代に引き継いで頂ければと願っております。
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