昔ハワイ島で見た忘れられないアロハシャツ。
カフェでコナコーヒーを飲みながら窓ガラス越しにふと店先を見ると、近所の常連客であろう高齢の日系人男性が店先のベンチに腰を掛け、コーヒー片手に色鮮やかなオーバーサイズのアロハシャツをさらっと羽織っていた。きっと長年普段着として愛用されていたのか、鮮やかな色合いも柔らかく色褪せたアロハシャツだったのを鮮明に覚えている。ベンチ脇の道端に生い茂った大きな植物を背に、そのアロハシャツが風に靡く生地感は堪らなく美しく、その場所に優雅で贅沢な時間が流れていた。帰国後もずっと目に焼き付いた忘れられなっかたアロハシャツ。長年憧れ続けた”柔らかく色褪せたヴィンテージアロハシャツ”をいつの日かこの名作「LAND OF ALOHA」で再現するという熱い思いを温めてきた。そしてついに2025年で26周年に入るマウナケアギャラリーズ の移転1周年記念に、アロハシャツとの歴史深い港町横浜のこのエリアからそれに相応しいデザインを、”ハードウォッシュモデル”で発売することが実現。長年経っても記憶に残る青々とした大海原と草花が描かれた憧れの楽園。優雅で優しい色合いが今もここにあります。
SUN SURF(サンサーフ)はアロハシャツの黄金期とされる1930年代から1950年代にかけて作られた、いわゆる「ヴィンテージ」と呼ばれるレーヨン製アロハシャツを中心に展開するブランド。1970年代に誕生し、創業から資料として収集し続けた数千着にも及ぶヴィンテージのアロハシャツを分析。「アートを着る」と言ってもいいほどプリントのデザインが主役となるアロハシャツにおいて、最大の特徴である鮮やかな発色と深みのある色合いを表現するため、抜染(ばっせん)やオーバープリントといった当時の捺染手法を再現。いまや貴重で入手困難なヴィンテージアロハシャツの魅力をより多くの人々に楽しんでいただけるよう、サンサーフでは各部のディテールにこだわり、数多くの名作を現代に甦らせている。
“SUN SURF” primarily reproduces the rayon Hawaiian shirts of their golden age from the 1930’s to the 1950’s. These Hawaiian shirts are often called ‘the vintage,’ and since its foundation in the 1970’s, the brand has collected thousands of such vintage shirts and even analyzed them in order to manufacture the authentic replicas. In addition to the shirt layout designs, their rich and bright coloration is precisely reproduced by using the traditional printing techniques, such as discharge or over-printing. Thus a great range of these beautiful garments, or “the art of wear” in other words, are proudly offered by SUN SURF with a strong hope that more people can feel and enjoy the value of true vintage Hawaiian shirts.