Camel
キャメル
天然素材の屈指の機能性 高級素材キャメルの魅力
ふとんの中わたに使われいる素材はたくさんありますが、キャメルは、暑いときは涼しく、寒いときはあたたかく包んでくれる特別な素材です。四季がある日本では、季節や日によって気温や温度に差があったり、昼と夜でも全く気温が変わり、快眠のレベルも日々変化しやすい傾向にあります。そんなときでも、キャメルという中わた素材はどんな季節も快適に眠りにつくことができます。
内モンゴルの厳しい寒暖差を生き抜くフタコブラクダの毛を厳選
フタコブラクダは、夏は約28度、冬や約マイナス25.6度と、寒暖差が約50度の内モンゴルに生息しています。これだけの寒暖差から自分の体を守るために、フタコブラクダは体毛だけで体温の調節をしています。だからキャメルは、暑いときは涼しく、寒いときは暖かく包んでくれる特別な素材なのです。
吸湿・放湿性が高いから日本の湿度環境にぴったり
快適に眠れる湿度は約50?60%前後といわれています。キャメルは吸湿性が繊維の中で最も高く、放湿性はウールの2倍もあり、蒸れにくく、サラッとした肌ざわりで快適に眠れます。
抜群の耐久性と軽さ
キャメルは、繊維が絡み合わずフェルト化がしにくく、ヘタリを抑えるので、抜群の耐久性があります。毛が軽く、毛と毛の間に空気を含んで盛り上がる性質があり弾力性に優れています。高い回復力を持っており、長く使ってもヘタリにくい丈夫な繊維です。
NON-Chlo17
エコスケールオフ加工
塩素を使用せずに、獣毛繊維のスケールを除去する加工技術です。
キャメルは優れた性質を数多く持っていますが、家庭での洗濯が難しいという弱点があります。キャメルのセーターを洗濯して縮んでしまうというような経験があるかもしれません。これはキャメル繊維の表地を覆っているスケールという部分が、洗濯中に絡まりあい固まってしまうためです。キャメルを水洗いできるようにするには、このスケールが絡まらないようにする防縮加工とよばれる加工技術を施す必要があります。通常の防縮加工は塩素系の薬剤でスケールを溶かしたり、樹脂でキャメル表地をコーティングするような方法が一般的です。丸三綿業の防縮加工は、非塩素系のノンホルマリン薬剤を使用し、人や環境にも、もちろんキャメル繊維にもやさしいエコな加工技術となっています。さらにNON-Chlo17を施すと、ふとん生地からのわたの吹き出しも抑制できます。
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