
山梨県韮崎市穂坂町は、三角形をした甲府盆地の北西側の角から立ち上がる広大な茅ヶ岳山麓に位置する、県内を代表するワイン醸造用ぶどうの産地です。
標高400〜700mの山麓南西斜面は、「日照時間」が長く「少雨冷涼気象区」に属し、「裾野を駆ける風」や「やや粘性のある土壌」がもたらす自然環境から育まれるぶどうは、「凝縮度が高く」「腰の強い」味わいのものとなります。
「シャトーマルス 穂坂収穫ルージュ」は、穂坂町で丹精込めて栽培されたメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーAを主体にブレンド。
カシスやラズベリーなどの果実香と、ほんのり広がる樽香が溶け込み、柔らかな渋味を伴うふくよかさ、バランスの良さが特長。飲み飽きしない、調和のとれた奥行きある味わいの赤ワインです。
醸造・熟成:
醸造地である穂坂ワイナリーの
立地・設備を最大限発揮すべく、
グラビティーフローシステムにより、
葡萄と果汁にストレスなく醸造。
熟した葡萄を醸し、
ピジャージュ・ルモンタージュにより
じっくりと味わい成分や色素成分を抽出、
一部を樽熟成しからてブレンド。
栽培地:
山梨県韮崎市穂坂地区
土壌:
粘土質土壌
品種:
メルロー種 カベルネ・ソーヴィニヨン種 マスカット・ベーリーA種を主体
度数:
12.0%
色:
エッジに濃い紫を帯びた輝きのあるルビー色。
清澄度が高く、若々しい印象。
香り:
カシスやラズベリー・ブラックベリーのような
果実香の中に、
イチゴのような甘いチャーミングな香りも感じられ、
ほんのり香る樽香が溶け込んでいて、
複雑な香りが豊かに広がる。
味わい:
アタックはやわらかさがあり、
果実味がジューシーに感じられる。
綺麗な酸味とミネラル感が味わいに骨格を与え、
旨味を伴う渋味によるふくよかさと
バランスの良さが印象的。
樽の風味もしっかりと感じられ、
調和のとれた奥行きある味わいを形成している。
適温:
16〜18℃
料理との相性:
山梨特産の鶏モツ煮や焼き鳥(タレ)などの甘辛い味付けや、酢豚などの中華、すき焼きなどの肉料理まで、幅広い相性の良さを持つ。
タイプ:
ミディアムボディ
容量:
750ml