1793年、革の貿易商をしていたGeorge Cliffが革の染色を始めたことをきっかけにJabez Cliffの歴史がスタートします。その子孫にあたるJabez Cliffは、当時の交通手段、馬に不可欠だった馬具に目をつけ、1873年にジャベツ・クリフ社を設立、現在では英国王室御用達の高級馬具メーカーとして知られています。(1906年、サドルメーカーであるバンズビー社と合併し、『CLIFF BARNSBY』ブランドで馬具製造が行われています。) このベルトは、元々鐙(あぶみ)と呼ばれる、乗馬用の鞍の両側に下げ、騎者が足を置くための馬具を付けるベルトで、厚さは4,5mmもあります。また、ベルト穴に番号が刻んであるのも、馬具として使うときの目印です。バックルは真鍮製でアンティーク加工が施されています。レザー馬具用のブライドルレザーを使用。厚めの牛皮を植物性タンニンでしっかりとなめし、ロウをたっぷりと染み込ませた革を使用しているため、伸縮性が小さく非常に丈夫です。英国製というところもポイントです。 |