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「お知らせ」とは
【備後節織について】備後節織とは、伝統的な織物・備後絣から派生した新しい生地です。「備後節織」は、ポコポコとしたネップ(節)があるのが大きな特徴。織り糸にも膨らみのあるネップが入っていて、機械織りなのに手織りのような、温かみある素朴な風合いが持ち味です。その風合いを生みだすのが、昭和三十年代製の旧式のシャトル織機。シャトル織機は、上下に開いた経糸の間に、緯糸を内蔵したシャトルを使いシャトル左右に動かして糸を打ち込み、ゆっくりと織る仕組み。緯糸にかかる張力があまりかからないため、少し空気を含んだような、木綿ならではの柔らかい風合いを生かして織ることができるのです。木綿は吸湿性が高く通気性にも優れているため、汗ばむ夏には涼しく、冬はふんわりと空気を含んで暖かく着こなすことができます。ジャブジャブ水で洗えるので普段使いの洋服や小物などにも使い勝手がいい。伝統的な絣生地と同じく肌触りはサラリとしていて、使い込むほどに、よりソフトな風合いに変化していきます。職人の手仕事で糸を染め、天候に細心の注意を払いながら天日干し。織機に立ち合い、糸を入れたり調整したり、日々の細やかな手仕事が繰り返されてこそ、伝え続けられてきた素朴で、温かみのある織物。旧式のシャトル織機を使い、手間をかけて織り上げるため量産ができない「備後節織」をぜひお楽しみください。
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