南フランスの中心都市モンペリエから南西15kmのピクプール・ド・ピネ地方に位置する、海からわずか6kmという、地中海からの潮の香りをたっぷり含んだ海風が心地よく吹きつける場所にドメーヌ・アザンがあります。

	この地方はピクプール品種にとても相性の良い、砂を含んだ石灰質の土壌が広がり、そのポテンシャルに目を付けたオリヴィエ氏と妻のフロリアンヌは少しずつ栽培面積を増加。 さらに、ブドウの搾りかすから自家製のマールを造り、1年間寝かせてコンポスト(堆肥)にしてすき込む事で豊かな土壌を実現しています。 また、幸運なことに乾燥した気候と、海風による防虫効果も手伝って、農薬や除草剤などを使わない自然環境を活かしたプドウ造りが行われています。
	1985年には本格的にビオロジックを取り入れた栽培をスタートし、現在では厳格な審査で知られるAB認証やエコセールの認定を受ける高い品質を誇る有機ブドウを生産しています。 地中海の恵まれた気候と自身で造り上げた豊かな土壌から生み出されるプドウは、品種の個性が最大限に発揮された豊かな味わいで沢山の人々に愛されています。