霧の島が生んだ唯一無二のシングルモルトウイスキー
スコットランド・スカイ島で生まれたタリスカーは、アイランドモルトを代表するシングルモルトウイスキーです。
1830年の創業以来、スカイ島唯一の蒸留所として、伝統製法を守り続けており、タリスカー10年をはじめとする多彩なラインナップは、初心者からウイスキー愛好家まで幅広い層を魅了しています。
その特徴的な味わいは、島の自然や気候に深く渡り、スモーキーな香りと海風を思わせる塩気、スパイシーな余韻が融合。アウトドアや海を感じさせるシーンにぴったりの、特別な一杯です。

	霧の島に刻まれた時を超える物語 タリスカー蒸留所は、1830年スコットランドのスカイ島に設立されました。 この島は、ゲール語で「霧の島」を意味するイリアナ・ヒョーと呼ばれる神秘的な土地。 蒸留所は様々な所有者の手を転々とした後、1880年代にアバディーン出身のロデリック・ケンプの手に渡り再建、その後スカイ島唯一の蒸留所として残り、発展を遂げました。 厳しい海洋性気候や霧が島全体を包む環境の中で、タリスカーはその歴史とともに、タリスカーは世界中で高い評価を受け、現在も多くの人々に愛されています。

	14の地下湧水が育む、伝統を守り抜く製法 タリスカーの独特な味わいは、隣接するホークヒルの14の地下湧水に起因しています。 この仕込み水は土壌のピートを含み、自然なスモーキーを保ちます。 設立当初からの技法に忠実に従って蒸留を行うことにより、豊満で深みのあるタリスカーの特徴が最初に得られると考えられています。 最終段階の蒸留酒を引き出してオーク樽に移し、古くからある倉庫の中に保管します。樽の中で10年から25年を費やします。 熟成年数を終えるまで、状態を慎重に管理することで、独特の海を思わせるキャラクターを十分に引き出し、爆発的かつ複雑な香味の特徴が、人々を惹きつけてやまないモルトウイスキーが誕生します。

	伝統と自然織りがなす孤高のクラフト タリスカーは、設立当初からの製法に忠実であることに誇りを持っており、スカイ島という特別な環境で作られるウイスキーは、自然との調和を大切にし、長期熟成を経て一つ一つ丁寧に仕上げられます。 ホークヒルの湧水や島の霧、潮風など、すべての要素がウイスキーに込められ、タリスカーのシングルモルトウイスキーは、他にはない独特の風味が特徴です。 最初に広がるのは、ピート由来のスモーキーな香り。 その後、ほのかな愛が舌の上を滑り、まるで海風を感じさせる塩気とともに力強くも上品な個性を放つモルトウイスキーとして、愛飲者に感動を提供し続けています。

大胆に始まり、長く力強いフィニッシュ 表情豊かなアイラモルト・ウイスキー TALISKER AGED 10 YEARS SINGLE MALT SCOTCH WHISKY タリスカー 10年 シングルモルト スコッチ ウイスキー

IWSC熟成年数12年未満のシングルモルト部門：最優秀賞トロフィー6回、同金賞8回（1997〜2006）など、数々の受賞歴を誇ると共に、世界中に多くの愛好家を持つ、力強く表情豊かなモルトウイスキー。 「宝島」「ジキル博士とハイド氏」などの作家スティーブンソンは、「酒の王者として思い付くのはタリスカー」とのべて愛飲していたそうです。

Tasting Note

ハイランドとアイラの中間的な性格をもつ、アイラモルト。 ピート香に富み、口の中でモルト香味が熱く広がり、非常にスパイシー。