野良猫対策機器ガーデンバリアの業務用モデル
【パークバリア】



■ パークバリアの特徴
超音波で野良猫を追い払うガーデンバリアの業務用モデルです。
赤外線センサーで侵入を感知し、その動きに合わせて変動超音波を出して野良猫を遠ざけます。
およそ1〜2週間かけて不快な場所だと学習させ、野良猫を傷つけずに糞尿被害を防ぐ画期的な猫よけ器です。
ガーデンバリアシリーズは20年以上、100万台以上の販売実績があり、住宅、公園などの公共施設、神社・仏閣、学校、保育園、病院、福祉施設、工場、商業施設など様々な場所で使用されています。
●スチールボックス仕様

パークバリアは頑丈なスチールボックス仕様です。
保育園や病院などの日中に利用があり、夜間は閉鎖する施設にお勧めです。
●乾電池式
電源は単一形アルカリ乾電池4本(別売)で約1800回作動します。(環境や電池の個体差により変化します。)
例:1日10回作動した場合、約180日(6カ月)が電池交換の目安になります。
●防滴構造で雨天時も使用可能
雨の降る屋外で使用出来ます。
※完全防水ではありません、水に浸かる恐れがある場所は設置を避けて下さい。
●公的機関での評価試験により効果を実証済み!
ノラネコとハクビシンに対して効果を確認しています。

■ 野良猫対策の落とし穴
野良猫の糞尿対策を途中であきらめていませんか?
野良猫が長期間縄張りにしている場合は注意が必要です。
忌避剤(きひざい)等の対策グッズを置くと、置いた場所の上に糞尿をされて全然効かなかったという経験はありませんか?
長期間その場所を縄張りにしていたり、もともと気の強い野良猫は、お気に入りの場所(縄張り)をなんとしてでも守ろうとします。
忌避剤の近くにわざと糞尿をして、自分の縄張りを主張してくるのです。
こうなると、野良猫が縄張りを諦めるまで「糞尿の掃除」と「忌避剤を追加する」作業を、根気強く続けるしかありません。
つまり、野良猫の糞尿対策は【野良猫と縄張り争いを続ける】という事です。
パークバリアは「野良猫の侵入を感知」→「嫌がる音(超音波)を出す」を繰り返し、あなたの代わりに野良猫と縄張り争いをする商品です。
■ パークバリアの使用イメージ
※画像は姉妹品ガーデンバリアGDXのメーカーテストによるものです。(超音波、センサーの仕様はパークバリアと同じです。)
1.センサーが反応し超音波を出します

この段階で驚いて逃げ出す場合もありますが、気の強い野良猫は縄張りを主張するために“わざと”パークバリアの近くに居座ります。
2.超音波は音域を変動しながら約30秒鳴り続けます

パークバリアの超音波は人間には聞き取りにくい音域(18kHz〜23kHz)ですが、猫にとっては良く聞こえる音域のため大音量で聞こえます。
3.1と2を野良猫が来なくなるまで自動で続けます

パークバリアの超音波に耐えられなくなると他の場所へ移動します。
■ パークバリアの感知範囲

超音波の音量は本体から距離が離れるほど弱くなります。
感知範囲内に障害物となる物(樹木、車、岩など)があると、その先は感知しなくなりますのでご注意下さい。
熱感知のため人間や車の動きにも反応します。敷地外の道路などに向けて設置しないで下さい。
公園など日中に人通りがあり、夜間は人通りが少ない場合は夜間モードをお勧めします。
被害箇所が多い場合は複数台ご設置下さい。
■ 各部名称

パークバリアの使用方法
【乾電池のセット】
1.ボックス裏側のフタを外します。
フタ上部の持ち手を引っ張ると外れます。

2.スイッチを切り、本体のフタを外します。
スイッチが「停止」になっている事を確認して本体のフタを外して下さい。

写真のアダプター取付口は使用しません。
3.電池をセットする。
乾電池を向きに注意してセットして下さい。
推奨:単一形アルカリ乾電池4本
セット後、本体のフタを取り付けます。
4.スイッチを入れる。
「昼・夜モード」にスイッチを入れ、パイロットランプの点灯を確認して下さい。
確認後、ご使用のモードにスイッチを入れて下さい。

「昼・夜モード」
24時間作動します。
日中でもあまり人通りのない場所やご家庭での使用にお勧めです。
「停止」
使用しない場合や電池交換時は停止にして下さい。
「夜間モード」
暗くなると自動で作動し、明るい間は停止します。
日中は人通りがあり夜間にノラネコが侵入する場合は夜間モードをご使用下さい。
※光センサーで夜間を判別します、雲の多い天候や暗い場所に設置すると日中でも作動する場合があります。また、夜間に照明が当たる場所は正常に作動しない場合があります。
※夜間モードで効果が現れない場合は、昼夜モードに変更して下さい。
5.フタを閉める。
ボックスのフタを取り付けます。
※ボックスのフタは閉めても固定(ロック)されません。別途、結束バンドや針金、紐などで固定して下さい。
【本体の設置】
下図を参考に糞尿被害のある場所が感知範囲に入るように設置して下さい。
必要に応じて本体を固定して下さい。

※必ず糞尿被害のある場所が感知範囲に入るよう設置して下さい。
※外を通る人や車に反応する場合がありますので敷地外や道路へ向けて置かないで下さい。
※本器と被害場所の間にセンサーを妨げる障害物があると効果を発揮できないためご注意下さい。
【本器の固定について】
そのまま置いて設置する据え置きタイプです。
ボックスのフタには南京錠や固定バンド等を通す丸穴、底面にはボルトやブラインドリベットを通す穴が空いており、転倒防止や盗難防止に利用出来ます。
※南京錠や固定用のネジ、台座、ポール等は付属していません。状況に応じて別途ご準備下さい。

■ 設置の注意点
必ず糞尿被害のある場所に向けて設置して下さい。
野良猫の侵入口や通過するだけの場所に設置しても他の場所から侵入されて効果を発揮できません。
屋内や車内の窓際から屋外へ向けて設置した場合、センサーは窓の温度を感知するため正常に作動しません。
設置する高さについて
地面に近い高さに置いた場合に、野良猫に超音波が聞こえやすくなるよう設計されています。
高い場所に取り付けると真下が感知範囲外になる場合がありますのでご注意下さい。
下方向のセンサー感知角度は約15度です。
電池残量にご注意
電池の残量が少なくなると、センサーが感知しても超音波が途中で止まってしまい効果を発揮できません。
さらに野良猫がパークバリアとの縄張り争いに勝ったと思い込み、被害が増えてしまいます。
特に使い始めは作動回数が多くなり使用期間が短くなりますので定期的にご確認下さい。
待機時にパイロットランプが点滅していない場合は電池交換時期です。
消耗した乾電池を長期間放置すると電池が液漏れして錆びや故障の原因となります。使用しない場合は乾電池を取り外して下さい。
エサになる物を置かないで下さい。
本品は糞尿被害を防ぐもので、食害を防ぐ対策では効果を発揮できない場合があります。
ゴミ置き場や餌付けをされている場所では、空腹の野良猫は超音波を我慢してでも侵入する場合があります。
雨天時のご使用について。
防滴構造で雨天でもご使用可能ですが完全防水ではありません。ホース等で意図的に水をかけたりしないで下さい。
本体が水に浸かる可能性のある場所への設置は避けて下さい。
不特定多数の人が使用する場所への設置について
丈夫なスチールケース仕様ですが、スピーカー部とセンサー部は樹脂製です。人が容易に触れる事が出来る場所へ設置される場合はご注意下さい。
