G-BRONCOの社長の財布シリーズについて
長年アタッシュケースやスーツケースの企画をしてきた。海外出張の多い私は、紙幣も数種類、沢山のカードと領収証を財布に収納しなければならないのだが、なかなか適当な財布が見つからない。紳士用のラウンド財布でも、カード入れは12枚というのが最大の仕様。なので、今までは、ラウンド長財布とカード入れを持ったり、婦人物の財布を使っていた。そこで、「カードがたくさん入る紳士物のかっこいい財布を作りたい！」そう思い、G-BRONCOブランドとして、財布の開発を始めた。
大量生産ではなく、熟練した職人に作って欲しい、そう考えると、産地は自ずと日本製になる。また、革はキップ（子牛の革）のようなやわらかな肌触りと、SDGSなものつくりの観点から、植物タンニン鞣しで作ることを決め、日本でも数少ない植物タンニン鞣しの得意な、カナメさんの革を使用することにした。
ラウンド財布は、札入れが３つ、ファスナー付小銭入が１つ、そしてカード入れは18枚がはいる、まさにジェットセッター向けのマルチな財布。
鞄を持ち歩く時は、このラウンド財布でいいのだが、スーツを着る時には、鞄を持たないことも多く、そんな時は薄マチの束入れも必要になる。そこで、必要なお札と、最低限必要なカード6枚が入る、スマート薄マチ束入れも開発した。是非ともTPOに合わせて、財布の着替えをして欲しい。
そして、紳士ものの名刺入れは使いづらい。通常私は、自分の名刺と、外出先で必要になりそうな名刺を持ち歩くのだが、名刺入れはマチ幅がないものが多く、不便を感じていた。そこで名刺100枚が入るマチ幅の名刺を開発した。その名は、「社長の名刺入」多くの人と合う社長さんが100枚名刺を入れれる大容量の名刺入。
それから、鞄の中でいつもペンがどこにいったかわからなくなるので、ペンケースは出張にもマストなアイテム。
そうして、この４つのG-BRONCO小物シリーズが完成した。
カラーは、ベーシックなブラックと、おしゃれなオレンジの2色。
