大変気候が温暖で雨は少ないですが、海、山、川、平野など自然がいっぱいです。
ここはさつまいも『なると金時』が生まれた土地です。春に植え付けをして、夏から秋にかけて収穫、そしてここ鳴門の工場で製品に加工されて秋には皆さんの前にお披露目されます。なると金時をぜひともご賞味ください!!


さつまいもの主成分はデンプンですが、そのほか、豊富な栄養素を含んでおり、栄養学的にもこれほどバランスのとれた食物はそう多くありません。最も良く知られているのは食物繊維の多さで、いも類の中でも最高の含有量を誇ります。また、さつまいもに含まれるビタミンCは熱を加えても損失が少ないことも特徴です。その他、カロテン、カリウム、ビタミンB1、ビタミンEにミネラルと、さまざまな優れた栄養分が含まれていることから“準完全食品”とも呼ばれています。
■栄養成分(100gあたり) 科学技術庁資源調査会「五訂 食品成分表」より
食品名 |
カリウム |
鉄 |
繊維 |
VB1 |
VC |
エネルギー |
mg |
mg |
g |
mg |
mg |
kcal |
なると金時 |
470 |
0.7 |
2.3 |
0.11 |
29 |
132 |

鳴門の農地は石灰殻を下に引いて、その上に砂を張って畑を作ります。今の農地は約40年前からその作業を行なっています。そして3年から5年おきに「手入れ砂」といって、海の砂を上にはっていきます。砂地の場合、出来上がりの形や色がよいばかりでなく、貯蔵すると芋に甘みがのってきます。他の産地は火山灰土です。収穫時の相場はあまり変わりませんが、貯蔵して売る時期を空ければ空けるほど、価格に差がついてきます。

徳島 鳴門は比較的雨量が少ない地域です。
水がたくさん溜まっている地域よりも、湿気が少なく、乾燥するぐらいの方がおいしい芋ができます。
鳴門金時は「土地に出来る」と言われていて、年数の経った土地の方がよい味のものができるのです。
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