
aiz 会津木綿 湯たんぽ袋 大- 小
■サイズ:大/縦230 × 横370(mm)
小/縦220cm××高さ 260(mm)
■素材:会津木綿 /(綿100%)、ネル生地
■柄:古代縞/白虎赤/よもぎ/かつお縞/花茶/はで縞/ほそ縞
■製作:杜の花(福島県福島市) / 合同会社ココショク
■企画:合同会社ココショク
※打ち紐の色は変更になる場合がございます。
産地と共に歩むココショクのオリジナル商品、会津木綿の湯たんぽ袋。
ブランド名「aiz」はそのものずばり、会津若松の「あいづ」に由来します。
「会津木綿」、どこかで聞いたことがあっても触れたことがあるとなるとぐっと減ります。
古来、野良着などに使われていたように本当はもっと生活の中でどんどん使っていけるとてもさっくり心地のよい、洗うほどに柔らかくよくなじむ、吸水性のいいとても優れた木綿。
会津が誇る伝統工芸「会津木綿」の歴史や品質をたくさんの人に触れてほしい。第一弾は、寒い北国の福島にもきっと合う、和モダンな湯たんぽケースから始めました。
会津木綿の歴史
会津木綿は天生年間、時の会津藩主蒲生氏が綿花栽培を奨励し、次の藩主加藤氏が伊予松山より「伊予縞」の織師を招き織物技術を広めたのが始まりです。
その後、綿花栽培と織物が奨励され、会津木綿は農家や藩士の妻女の冬の手仕事として人々の生活へ定着しました。
会津木綿特有の深みのある藍染めは、当時より染色の材料となる藍の生産が盛んだったことにより、いつからか自ずと施されてきました。
400年以上の歴史をもつ会津木綿は、常に人々の生活に合わせ変化し今もなお、会津の誇りある伝統工芸として継承されています。

ココショクでは「会津木綿を全国へ発信するお手伝いがしたい」という想いで、福島県会津若松へ片道4時間の弾丸取材へ訪れました。

初めに訪れたのは、株式会社はらっぱさん。創業120年!貴重な会津木綿の織元さんです。
門には、はらっぱの前身である原山織物工場の木製看板が掛けられノスタルジックな佇まい。

「織機で1日に織れるのは20mくらい。」とはらっぱの原山さんが教えてくれました。
織り幅も38cmと短めなので、大人のワンピースを作るとしたら、生地を余すことなく使用しても3着作れるか作れないか…。
加えて明治中頃には最盛期を迎えた会津木綿の生産も人々の生活スタイルの変化により需要が減少し、
かつては30件以上あった織元も現在では2件のみ。
作り手である織元が減り、生産に時間を必要とする、故に会津木綿はとても貴重な織物となってしまいました。

「会津木綿のいいところは何ですか?」と原山さんに伺いました。
原山「使用され続ける歴史もあるし、糸の太さも通常と違うので生地も厚みが出て丈夫。」
その場にいるみんなで頷くなか追って質問。
「糸の太さが違うのはなぜですか?」
原山「あぁ、ここらは綿花栽培で北限の地でね。なので繊維が太くなるんですよ。」
なるほど!綿花が生き残るためにその地に合わせ強くなったのですね。
原山「それにうちの木綿は経糸が双糸なので。」
双糸は二本の糸を撚り合わせてコシを出した糸です。単糸より強度は、2.5倍以上あると言われます。
冬厳しい会津において生地の厚みは重要です。それをカバーできる会津木綿は独特の布なのです。

「会津木綿は織り目の間に空気を含むので、夏は涼しく冬は暖かいんです。」
含む空気の温度や湿度で体温調整もできるし、洗っても空気を含みやすいのですぐ乾く。
農耕作業で日々汗をかく人々が、もんぺなどの野良着として好んで使用したのは、こういった便利さもあるからなのでしょう。

aizのアイテムは福島県、NPO法人ウォームネット 杜の花さんの手により作られています。
施設に集まる作り手さんたちは、福祉という公助を必要とする人たちです。
「障害をもつ人たちが作るもの」ということへ、差し色をつけることなく見るのはとても難しいと思いますが、
初めて商品を見て触れたときに、デザインもさることながら、クオリティの高さには驚かされました。

こんな可愛いチューリップが締め紐についているのも作り手の工夫です。
杜の花の星野さんにお話を伺うと、
「訓練を重ねて、作った人だけでなく、仲間や私たち施設の職員も納得出来るクオリティにならないとださないんです。」
「会津木綿が貴重な木綿だということも話し、その上でみんな緊張をしながらゆっくりと丁寧に作っています。
今では製作に3日かかっていたバッグも訓練を重ねて5時間くらいで作れるようになりました。」
返ってきた言葉は厳しいなりにもとても信用がおける言葉でした。

aizというブランドは「この人たちでなければ作れないブランドであり、この人たちだからこそ作れるもの。」会津木綿が愛され続ける理由がよくわかります。そして、今。もっと多くの人へ!そんな思いで走り出しました。

裏返したところ。ふんわりネル生地の内側と会津木綿が空気を含み、湯たんぽを熱すぎない温度で保ってくれます。

大は女性用のぞうりが入るサイズ。湯たんぽ入れじゃなくてもいいかもしれない。愛着のもてるところが、会津木綿の自慢です。

猫は入れると大変そうなので、やめておきましょう。