システム手帳は、お客様と長い時間を一緒にすごすものだから、使い込むほど味わいの増すものであってほしい。あなたの良きパートナーとして、仕事のときも、プライベートでも、人生の相棒として。革にも、縫製にも、金具にも、職人の想いとこだわりが詰まった、一生モノの手帳です。

お陰様でシステム手帳発売から30周年を迎えることができました。 記念モデルの『AUTHEN（オーセン）』は、ノックス最高傑作！手にとった瞬間から革の良さ、縫製の良さが伝わるシリーズです。

最高級フランス産原皮の良質なショルダー部分を時間を掛けて100%植物タンニン鞣しで仕上げたヨーロッパタンナーの革と、 フルタンニン鞣しで仕上げられた東京伝統のピッグスキン（豚革）を使用。 日本の職人がオリジナル加工を施し、この世に二つとないオリジナル素材で作りました。

革自身の油分により、使っているだけで深い味わいと艶がつづく自然なエイジングをお楽しみください。

『AUTHEN（オーセン）』は、革を擦るとキュッキュッと音がする、通称「鳴き革」を使ったシステム手帳です。 これはそれだけ繊維が密にしまった良質な革であることの証です。手にするたびに「音」までも楽しめる、革好きが唸る逸品です。

職人の力量がわかる、「コバ」の処理。美しいコバ（革の断面・切り口）は、日本の熟練職人が、手間暇かけて１つ１つ仕上げた、こだわり溢れるシステム手帳です。

お気に入りの万年筆を、大切に収納できるよう、大型のペンホルダーを付けました。 大切な万年筆を包む込むような、長い筒型のペンホルダーは、上下に半円のくぼみをつけ、ペンが取り出しやすい工夫が施されています。

直径１３ｍｍの万年筆まで入ります。

ホックタイプの手帳にありがちな、「段差があると書き辛い」を改善する為に、凹凸の少ないオリジナルのホックを作りました！ 手帳を開いたときも、書くときも、ホックのデコボコが気になりません。

職人技の数々を、手間暇かけながらも惜しみなくつぎ込みました。 詳しくはこちらのページをご参照ください。

血筋、キズ、シワ、トラ、色ムラ、ミシン跡を際立たせたシリーズは、上質な本革を使っているからこそ出来る事です。
詳しくは、こちらのページをご参照ください。

※下記画像はサンプルです。参考用画像のため、こちらの商品ページのアイテムとは異なる商品画像も含まれております。

ご使用時にシワがなかった状態でも、柔らかくしなやかな部位ほどオイルがなじみ、革一枚一枚が、もともと持っていた繊維方向にシワが寄る可能性がございます。

使用過程におきましても、商品によっては繊維やシワが入ってしまいますが、繊維が柔らかいオーセンの革の特性でもございますので、経年変化としてお楽しみいただけましたら幸いでございます。

※本革ならではの表情や色合い、繊維組織等が、１つ１つ異なるため、シワが入るもの、入らないものがございます。

こちらの商品は、まっすぐ縫い合わせるために、位置決めの目印として、必ず目打ちで穴を開けております。不良ではございませんので、予めご了承ください。

こちらのシリーズは、表面上なにも加工をしていない素上げの革を使用し、たくさんのオイルを染み込ませた革であるため、縫製時のミシンのレール跡が残っています。 このミシン跡が、手作り感を強調し、良い味わいとなっておりますので、ぜひご自身で確認してみてください。

ミシン跡は、革の部位ごとに濃く入ったり、薄くは入ったりしています。 大量生産の合成皮革（革ではなく、布等に合成樹脂を塗った、人工素材）のような均一性のなさが、本革の証です。部位によって硬さや密度が違うから、ミシン跡も不揃いになります。

これら、革本来の個性のひとつひとつは、使い込むほどに馴染み、お客様だけの一点ものに育っていきます。 他には二つと同じ表情のない、個性溢れる本革をお楽しみください。