どぶろく風ではありません。正真正銘「本物のどぶろく」です。
どぶろくというと、どぶろく風の「にごり酒」と区別がつかないこともありますが、当店で販売しているものは正真正銘、本物のどぶろくです。
どぶろくと一般的なにごり酒の違いは、出来上がった醪(もろみ)を濾したものが、にごり酒(清酒)で、どぶろくは一切濾さない醪そのものを瓶詰めしたものをいいます。
醪を網などで濾したものを「どぶろく」と称して販売しているメーカーがありますが、それはどぶろくではありません。
酒田醗酵では2007年、酒田市のどぶろく特区条例に基づき、濁酒(どぶろく)醸造免許を取得しました。また2010年には酒田醗酵はどぶろく特区の条件解除を認められ一般免許を取得いたしました。当社は正規の手続きでどぶろくを醸造しておりますので安心してご利用下さい。
酸味と甘味のバランス、どぶろくの吟醸酒を目指して
● 原料も地元のものだけを選びました
原材料の米は自家栽培米です。
そう! 大好評の蔵人米と同じ農家です。(^^)
精米は酒田酒造(上喜元)に依頼し、酒米専用の縦型精米機にて、70%まで磨き上げました。
仕込みに使う水は鳥海山の伏流水。これを仕込みの度に汲みに行っております。
酵母は山形県自慢の山形酵母。山形県工業技術センターが開発した吟醸酵母を仕込みの度に往復200kmかけてセンターまで取りに行きます。
どぶろくとはいえ、一般の日本酒と変わらない手間をかけています。
● 手作業による火入れ作業
出来上がったお酒は本生の場合はガス抜きの特殊キャップを使ったビンに入れております。
生のどぶろくは良い状態になったときに、それ以上醗酵が進まないように急速冷凍しております。
解凍すると、酵母が活動を始めるためガスが出てきます。そのためのガス抜きのキャップです。
火入れの場合は、1本1本手作業で火入れをしております。
固形物があるので一般の清酒よりも高い温度で火入れを行い、熱いビンを1本1本手作業で中まで火が通るように振りながら作業をしております。
従来のどぶろくのイメージとは違うどぶろく
このように手作業で、原材料も吟味して醸したどぶろく。
酒田醗酵が目指す味は、どぶろくの従来の「酸っぱい・飲みづらい」というイメージを覆すどぶろくです。
甘味と酸味のバランス、そして口当たりの良さ、飲みやすさ、香りのよさ。どぶろく版の「吟醸酒」を目指しました。
造りに入っても日々研究し酒質向上を目標に頑張っております。
試験醸造を経てようやく酒質も安定してまいりました。
酒田醗酵から新製品、グリーンのラベルの香り吟どぶが入荷しました
花畑の中に居るような華やかな香り。芳醇な米の旨味と上品で
フルーティな香りが口に広がり、甘やかでふくらみのある味わいです。
原料米は山形県がb誇る酒造好適米「出羽燦々」。精米歩合は50%です。
酵母は山形県工業技術センターが開発した特に香りの良い16-1酵母を
使用し、大吟醸並みの長期低温醗酵でゆっくりと香りと米の旨味を
引き出しました。
酒田醗酵では新型のボイラーと、大吟醸などの仕込みに使用するのと
同じ高性能な甑(こしき)を導入し、たいへん高品質な乾燥蒸気を
使用することが可能となりました。
従来よりも酸味を抑えたマイルドな味になっております。
飲むときはガッチリ冷やしてお飲み下さい。
生産本数は1400本限定です。
酒田醗酵 どぶろくの飲み方と保管方法
● 飲み方
どぶろくは出来上がった醪(もろみ)を一切濾していませんので、固形分があります。
ビンを立ててしばらく置いて上澄みを飲むのもよいのですが、最後に固形分がたくさん残ってしまいますので、ビンを少し振って混ぜながら注がれたほうが最後まで美味しくお飲みいただけます。
(固形分の中に旨味がたくさんあります)
どぶろくは冷たいほうが美味しいです。充分に冷やしてからお飲み下さい。
● 保管方法
保管は必ず冷蔵で行ってください。 |