●基礎施術
気になる部分をいきなり温めるのではなく、ウォーミングアップに神経系へ刺激を与えるため、はじめに背骨を中心に温めます。
温熱療法では、まず自律神経のバランスを整えるために「基礎施術」を行います。
ポイントは以下の箇所です。

ひとりで行う場合は注熱しづらい場所ですが、下記のイラストのように工夫して温めてみましょう。

●首・肩・後頭部

肩こりや背中の張りを緩和する為に、肩甲骨周りに熱を入れると効果的です。
左右の肩甲骨の骨に沿って丁寧に温めてください。

温熱機を軽く押す

身体をゆすったり、反対の手で軽く圧をかけます。

枕と肩の間に温熱機をはさむ

肩や首、後頭部は柄の部分を持って温めても良いのですが、腕が疲れるようでしたら横になって枕との間に温熱器を挟んで温めてください。

手ぬぐいを肩にかけて

肩のコリは肩甲骨と背骨の間、脇の下、腕が大事なポイントです。
普段、コリを感じていない部分も温めてみましょう。

●腹部

お腹全体をひらがなの「の」の字を描くように温めてください。

便秘が気になる方はへそより下の部分をよく温めると効果的です。
また、下痢の方は症状がひどくなる場合がありますので温めすぎないように注意してください。

●その他の部分

足や胸、お顔など気になる部分に温めてください。

●使用中の削り出しテラヘルツプレート面は高い温度で保持されています。 したがって直接手や肌に触れますと熱いばかりでなく、そのまま固定で動かさないでいると火傷する可能性があります。 これを防ぐために直接肌に当てる際は必ず当て布をご利用ください。

●温熱器を使用されるときには肌にクリームやオイルなどの液状のものを塗らないでください。 また、多量の汗をかいた場合には十分に汗を拭き取ってからお使いください。 やけどの原因になります。

●温熱器のコードを温熱器に巻き付けたり、縛ったり、コードの根元を鋭角に曲げるような行為は行わないでください。 コードの断線・故障の原因となります。 また、強く引っ張りますとコード部分が本体から抜け出す場合があります。

●優れた温熱効果と滑らかな滑りは、削り出しテラヘルツプレート面を介して得られています。 プレート面を傷つけたり破損しないようにご注意ください。 特にプレート面に強い衝撃を与えないようにしてください。

●安全上、使用開始から、新たなタイマー設定をしなければ30分を経過すると温熱器の電源が自動的に切れるようになっています。 再度ご使用されるときは、10秒以上時間をおいてから電源を入れ直してください。
●水に濡れたり、湿気の多い浴室での使用は避けてください。 温熱器の故障の原因となります。 ご使用後は湿気の少ない所に保管してください。