昭和62年10月に奨励品種として熊本県で採用。
需要の内容はすし米、高級酒米、一般食用。
「美味しい米である」ということを認識している良質米地帯の一部の農家の間で自家米、贈答品として栽培され、細々と生き続けていたが、熊本県内の消費者から肥後米として人気の高かった「旭1号」の復活を待ち望む声が上がり、奨励品種に採用されました。
旭1号の記事
が、台風での倒伏と中生の新品種がでてきたことにより、再び幻となってしまいました。
2度も幻となってしまうとは、相当栽培は難しいと考えられます。
●無肥料無農薬栽培で再々復活
旭1号の種籾を探し、たまたま自家用に栽培している方とめぐり合い、種を分けていただいた。
倒伏、病気に弱く、少し心配でしたが、
「倒れる理由に肥料を使うからだ。」
「農薬を使わないのは恐いが肥料を使わないでもできる。」
と種をいただいた方にも後押しされ、栽培に挑戦。
みごと販売できる量を作っていただいています。 |
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●無肥料栽培とは?
農薬はもちろん肥料も使わない栽培方法です。
基本的に種も自分で採取する自家採種で、土と種の力だけで栽培します。
故岡田茂吉氏が提唱し、日本が編み出した栽培方法です。
もっと詳しく
2013年03月02日
当店の取り扱っている無肥料無農薬の旭1号の圃場に行ってきました。

栽培をされている方は栗原さん。
当初は元田さんの旭1号を扱っていたが、
元田さんから
「菊池の地域で無肥料栽培を広げたい。」
という意向から栗原さんの旭1号を全て取り扱うようになった。
昭和62年10月に奨励品種として熊本県で採用された旭1号だったが、
倒伏が激しく、栽培者がいなくなった。
旭1号にほれ込んだ元田さんが探しに探して、1人だけ作り続けている人を発見。
その旭1号の継承者が栗原さんだ。
栗原さんはすし屋さんと自家用に無農薬で栽培を続けていて、元田さんと出会い、
無肥料無農薬栽培に転換された。
栗原さんは無肥料無農薬栽培暦は2013年時点で4年目。
この菊池地域の旭1号の栽培者は栗原さんと元田さんしか現在は存在しない。

この圃場全ての旭1号を健康ストア健友館で扱っていますが、現地に行くと
相当広く、こんなにたくさん頂いているんだと改めて感じました。
感謝
●JAS法に基づく食品表示
旭1号は産地品種銘柄に登録されていないので下記の表示となります。
名称 |
玄米 |
原料玄米 |
産地 |
品種 |
産年 |
使用割合 |
内容量 |
未検査米
国内産 |
10割 |
調整年月日 |
5kg |
販売者 |
健康ストア健友館
大阪市城東区関目1-11-31
tel06-6930-4649 |
栽培者は熊本県の栗原さんとなります。
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