微生物たちの力で醸す 「木桶」の醤油
木桶に使われる杉材の表面には、発酵の主人公である微生物が住み着いています。「生きている桶」を使うことでおいしい醤油が出来上がるのです。
酵母菌や乳酸菌たちが暮らす
「生きてる蔵」
そこに住み着く微生物は、その蔵元特有の生態系を作り出します。100年を超える歴史の積み重ね。ヤマロクでしか出せない味の理由がここにあります。
木造平屋で床は土間、壁は土壁。見た感じボロボロですが、そこがごっついポイントです。実は樽以上に、梁や土壁、土間の中には百種類という酵母菌や乳酸菌たちが暮らしているのです。つまり蔵は昔からずぅ〜っとここで暮らしている菌たちの家。生きてる蔵なのです。
発酵に最適な環境を作る 小豆島の暖かく乾いた風
小豆島の気候は地中海性気候に似た、温暖小雨の瀬戸内海式気候。醤油醸造における酵母菌や乳酸菌の発酵に最適な環境を育んでいるのです。
ヤマロクの醤油はすべて自然環境の下で職人さんの手作り醤油です。長い年月をかけて発酵、完成したもろみは、重しをかけてゆっくり搾ります。完全無添加、製造工程には化学原料一切使っていない酵素が生きたままの究極の醤油です。 |