開発において最も重要視したのは
“ガラスや金属モールで反応しない酸性シャンプーであること”
これを実現させるのは至難の業でありました。
pH2.8のすさまじい分解力
我々が試したサンプルはpH2.1, pH2.5,pH2.8, pH3.2。
その中からバランスが最も高いものを選んだのが2.9です。
2.1のモデルになると酸性除去能力が高いものの発泡性がほぼ皆無となり、フォームガンでのコンタクトレスウォッシュが不可能になります。
いずれにしろこの数値というものはフォームガンまたはバケツで水で希釈されてしまえば
中性に近い数値へ変わります。
他社製品が希釈後にph6.0=中性に近いのに比べて、当製品はph4.5-5.0の弱酸性のまま推移しておりました。
金属モールやガラスに反応しないカラクリ
我々が次に重要としたのがガラスや金属部分に対してセーフティであること。
これは界面活性剤にヒミツがあります。
しかしながら、塗装表面の無機付着物(スケールや鉄粉)に対しては
フォームガンによる液剤の滞留があれば効果を発揮します。
一見この矛盾する作用を可能としたのが今回の最大のデベロップになります。
融雪剤?花粉?樹液?鳥糞?
大きな声で言いたくありませんが効果抜群。
販売後数か月置けるにおいて日本国内はもとより世界各国での貴重なデータを収集しました。
冬季間における−20℃の環境下でのノルウェーに送ったところ「付着しているソルトな汚れが簡単に落ちて撥水が簡単に回復している。何を入れたんだ?」とのこと。
また北陸や北海道の寒冷地においても融雪剤による汚れがコンタクトレスの段階で汚れが落ち、コンタクトウォッシュの段階で元のコーティングの撥水基が蘇ったとのこと。
また花粉ダメージにおいても一般的にはアルカリ性にてタンパク質を分解する必要があるもの
そのほとんどが塗装表面に食い込んで塗装表面が高くなりペクチンが分解する温度になる夏まで待つ必要がある
花粉染み、花粉汚れにおいても当シャンプーは効力を発揮します。
究極のシャンプーとは?
十数年国内外のあらゆるケミカルに触れてきた私の知見をもってしても、
自社製品であること度外視しても非常にユニークなシャンプーだと思っています。
何故ならば木の下に止めていたいた樹液やタールなどの有機系=アルカリ洗剤を必要とする汚れ。
スケールや水染み、鉄粉などの無機系=酸性を必要とする汚れ。
そして、融雪剤や花粉など季節モノの特殊な汚れ。
これらに対して明確に作用する界面活性剤のパフォーマンスとして。
触れなくとも9割、しいては8割の汚れが分解される性能は世界各国探してもなかなかない性能だとCEO自ら感じている製品です。
傷つきやすいお車、染みがつきやすいお車、コーティングやワックスを延命させたい方
そういった方へのソリューションプロダクツとしての最適解となっております。
これは我々日本製、しいては日本人が得意とする改善=KAIZEN的なアプローチであり、
メイドインジャパンが最も得意とする開発の一つと言えます。
【使用方法】
スノーフォーム使用の場合(推奨)
※フォームボトル1000ml計算
15PUSH 約40倍 薄め
20PUSH 約30倍〜35倍 通常
25PUSH 約25倍 濃いめ
30PUSH 約20倍 超濃いめ
バケットシャンプー使用の場合
※バケツ8L使用計算
12PUSH 約400倍 通常使用(弱酸性)
30PUSH 約170倍 濃いめ(酸性クレンジング)
ラグジュアリーキャップ1PUSH=1.6ml
当社の開発はフォームガンでのプレウォッシュでの使用を前提としています。
プレウォッシュにて汚れを8割以上を浮かび上がらせてから一度水で流し、
フォームガンに残ったシャンプー液に水を加えて再度フォームガンを用いて噴霧をし、
バケットシャンプーを用いりながら”残った2割以下の汚れを軽く洗車”する事を目的としています。
より潤滑を必要する場合は弊社KMKZ LUXE SHAMPOOを推奨します。
2024 7/26追記
ボロンナイトライド
除電系のナノマテリアルとしてカーボンナノチューブに匹敵する能力をもつボロンナイトライドを新たなに加えました。これにより洗車後の洗いあがりがよりシルキーに感じ、走行中の静電気を除電させる効果があります。
最先端のナノマテリアルを製造途中に分散させることに成功しました。
香料追加
Dior (ディオール) SAUVAGEをイメージした弊社香料“DS”にて香りづけを可能としました。