PARKERパーカー万年筆/紙・文具の専門店ミフジ

物語 〜 知られざる誕生の秘密 〜
1863年、ジョージ・サッフォード・パーカーは米国、ウィスコンシン州シュルスバーグに生まれ。
彼は苦学してアイオワ大学を卒業すると、
生まれ故郷からわずか69マイル(約110キロ)しか離れていない、
同じウィスコンシン州のジェーンズビルに戻って、通信学校の教師となりました。

そこで電信術を教えていた時、生活費を補うため、
当時すでに市販されていたジョン・ホーランド万年筆を生徒たちにに販売していました。
しかしながら、その万年筆はインク室に規則正しく空気を流す装置がなかったため、
インクの流出が悪く、必ずしも満足するのものではありませんでした。

そこで彼は規則正しく空気を流出させるフィード・シャフト(ペン芯)を作り、
それをジョン・ホーランド万年筆に使用することで満足すべき結果が得られました。
ここでもウォーターマンと同じく、素人の知恵が世紀の発明へとつながっています。
このことがきっかけで自分自身の万年筆を製作する決意を固め、
1892年にザ・パーカー・ペン・カンパニーを設立、
時代の最先端の技術を取り入れ、また生み出し、今も成長し続けています。
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