バスタマイト(Bustamite)
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バスタマイトとは
外観がロードナイトに類似しているバスタマイトは、1997年に発見された、新しい宝石で、国内ではほとんど知られていない、半透明〜不透明の宝石です。
「バスタマイト」の名前は、発見者であるM.Bustamenteに由来しています。
バスタマイトは、マンガン鉱床にロードナイト、パイロクスマンジャイト、およびロードクロサイトなどと供出し、外観だけでは、これらの鉱物との識別は困難です。
研磨できる宝石質結晶を得ることが大変難しい宝石で、研磨されたバスタマイトは、ピンク、赤、オレンジ色と、それら中間的な色相を持っています。
カラーストーンの中では、高い人気を誇る稀少石、「ジェムシリカ」にたとえられる宝石で、海外では、ピンク色のバスタマイトを「ピンクシリカ」「ピンクジェムシリカ」、オレンジ色を「オレンジシリカ」「オレンジジェムシリカ」と呼ぶ場合もあります。
ジェムシリカに似た、艶々としたテリが魅力的な宝石ですが、産地が限られていることから、稀少石のコレクターからも高い人気を得ています。
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バスタマイト(バスタム石)(Mn,Ca)3Si3O9
・三斜晶系
・モース硬度;5.5-6.5
・光沢;ガラス光沢
・屈折率;1.67−1.70
・比重;3.32-3.44
・産地;南アフリカ 他
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