芸術(アート)という側面を併せ持つ宝石:カメオ。
カメオには、めのうやトルコ石など文字通り『石』に
浮き彫りを施したストーンカメオと、
サルドニクス/サードニクス(カブト貝)やコンクなどの
『貝』に彫刻を施した、シェルカメオの2種がございます。
その中で今回は、芸術性溢れるシェルカメオの、
ブローチ/ペンダントトップをご紹介いたします。
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本商品の彫刻は、『美しい横顔の女性像と2羽の白鳥』。
まずはその独特な構図に目を引かれるものの、
彫りの細かさも印象的です。
優しい表情を魅せる女性の、特に鼻や唇のあたりでは、
横顔がよりくっきり浮かび上がるよう、
非常に鋭角にするどく掘り込まれており、
(下スクロールでディティール部分のアップ画も参照下さい。)
女性の顔のモチーフでありながら、
キリリとした印象も与えてくれる逸品です。
白と茶褐色のコントラストで表現した美しい本商品は、
すべて手作業による完全ハンドメイド。
シェルよりも硬いストーンカメオでは、
コンピューターによるマシン彫りもたくさんございますが、
それらでは、正確に掘れる・同じものが作れる・・・
などといったメリットの反面、線は単一化しやすく、
機械的で味気のない作品にもなりがちです。
マシーンでは、決して真似の出来ない、
イタリアの匠(マエストロ)の技。
線の太さや強弱、風格・・・同じ作者の同じ作風でも、
正確に言えば1点1点すべてが違う・・・。
これこそがアートに通じる手彫りカメオの魅力でしょうか。
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